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何もしない日とデジタルデトックスは相性が悪い

「何もしない日が必要だよね」と、夫がポツリ。

はい、完全に同意します。

夫:「PCとか、スマホとかもだけど、本も読まない日がいいよね」

ノリノリだったのですが、瞬殺撃沈。
冷静に考えると、いやいや冷静に考えなくても、これがなかなかにハードルが高いのです。

近年言われている「デジタルデトックス」。
スマホの電源を落として、あるいは別の部屋において、PC閉じたまま過ごす、というのはあまり抵抗がありません。丸1日となるとさすがに気になりますが、朝晩1回くらいチェックできれば、問題なし。

もし、3つの条件がクリアできれば、1ヶ月くらい平気です。もしかしたら、次に旅行に行くまで平気かも。で、その3つの条件(別枠)がコレ↓

  • 電話は別枠

  • 仕事関係は別枠

  • Kindle本は別枠
     ただし、DL以外のネット使用は禁止
     端末はPCかタブレットに限る

電話なんてほとんど使わないので、真っ先に切り捨ててもいいのですが、親からの連絡が電話なのだから別枠認定願います。昭和世代の電話といえば固定電話ですが、現代は電話=スマホ。完全にスマホの電源を落としている時に、たまたま親が電話をよこす。折り返さないとやたら心配し、何度もかける。それでも出ないとSMS、さらに返信をしないと妹経由で電話とSMSとメールが飛んできます。

これは、過去に2ヶ月ほどの海外滞在中に経験済み。現地SIMでこちらは快適ですが、日本からはいくら電話をしてもSMSを送っても届きません。端末につながるのは、現地の電話番号なのですから。

電源OFFの完全オフラインで、電話もメールも気付かずが状態続けば、家まで押しかけてくるかも。これは、あまりによろしくない。その可能性を考えると、気も休まらない。むしろ、普段通り働かせてくれ。

仕事=収入。夫も私もオフラインが続くと詰みます。

そして、Kindle。最近の読書といえば、ほとんどKindle。ネット枠ではなく読書枠で許してほしい。

たった数日の「何もしない休日」の話が、飛びすぎた。

さて、何もしないには、Kindleはもちろん、本も含みたい夫。
活字中毒に片足くらい突っ込んでいるのに、耐えられるのか!?

家の窓から、人や車、空、雲を眺めるのも楽しいけれど、せめて半日。
我が家にはテレビがない。ドラマや映画もネット経由なので、オフラインだと視聴不可。

出家したと思って、日々の家事をこなし、あとは瞑想するしかない。
なにもしないには、家事も含まれるのか? まぁ、これは影響少なめだからどうでもいいか…

そうであれば、ロケーション重視でホテルに滞在するのがベストかも。
完成度の高い庭や、瀬戸内海を見ながらぐ〜たらする方が健全で安心。
 ・・・どうせなら、ジェフリー・バワのホテルに滞在したい。
 ・・・どうせなら、バーベリン(スリランカ)でアーユルヴェーダしたい。

スリランカはともかく、日本のホテルを探すのも、予約するのも、車を借りるのも(我が家には車もない)、天気予報をみるのも、全部オンライン。

「何もしない」ために準備をしないといけない。スイッチを切るだけは、解決しないのです。

これは、自由な不便なのか、便利な束縛なのか、不便な便利さなのか。

「ネットない頃って、どうしていたんですか?」 など、スマホネイティブのような質問をし始める、昭和生まれがここに爆誕しました。

そして、あまりに面倒な嫁を前に、夫は提案をなかったことにしたようで、淡々と仕事に戻りましたとさ。

***

デジタルデトックスやスマホ断食など言われますが、1〜2日なら簡単です。電源落とすだけですから… その程度なら、社会的に死ぬわけでもありません。高熱にうなされてスマホどころではない日が2日続いたくらいな感じです。なんとかなります。

そのメリットも、あちらこちらで書き尽くされている通りでこんな感じ↓

◆身体的健康
・睡眠の質改善
・目の疲労軽減
・姿勢改善
◆精神的健康
・集中力の向上
・ストレス軽減
・自分を見つめ直す時間の確保
◆生活の質
・生産性の向上
・実世界との再接続
・新しいアイデアや趣味を見つける機会の増加
◆人間関係
・対人関係の充実
・対面でのコミュニケーションの増加
・家族や友人との時間の質の向上

Xなんて、解約も簡単です。↓

ただし、1週間以上続けるのであれば、緊急時の代替連絡方法は確保しておくと安心です。

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