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31.12 ベクトルの初歩(内積の基本演習)
内積の定義、内積の性質が覚えられたのなら、基本が理解できているかを確認し、さらに理解を深めましょう。そのための問題を用意しました。
それぞれ3~5分は考えてみてください。考えるということは思い出すことでもあるので、脳にはよい刺戟になっています。いずれも基本を思い出せば解けなくはないと思いますが、4⃣は少し難しいかもしれません。
1問でも自力で解ければそれはご自身の力です。たとえ1時間でも2時間でも、断続的に数日考えて解けてもそれは変わりません。早く解けたから、時間が掛かったからは関係ありません。考えるだけなら、机上でなくてもできますよね。散歩や通勤・通学途中は最高の場所です。
基本演習
1⃣ $${|\vec{a}|=1, \: |\vec{b}|=\sqrt{3}, \: |\vec{a}-\vec{b}|=\sqrt{7}}$$のとき、$${\vec{a}}$$と$${\vec{b}}$$の成す角の大きさを求めよ。
2⃣ $${|\vec{a}|=\sqrt{2}, \: |\vec{a}-2\vec{b}|=\sqrt{10}, \: \vec{a}\cdot \vec{b}=2}$$のとき、$${\vec{a}}$$と$${\vec{b}}$$の成す角の大きさを求めよ。
3⃣ $${|\vec{a}|=2, \: |\vec{b}|=3, \: |\vec{a}+\vec{b}|=\sqrt{17}}$$のとき、$${\vec{a}+t\vec{b}}$$と$${\vec{a}-\vec{b}}$$が垂直となるように実数$${t}$$の値を定めよ。
4⃣ 1辺の長さが1の立方体ABCD-EFGHがある。このとき、次の内積を求めよ。
① $${\overrightarrow{\mathrm{AB}}\cdot \overrightarrow{\mathrm{AF}}}$$ ② $${\overrightarrow{\mathrm{DE}}\cdot \overrightarrow{\mathrm{FC}}}$$ ③ $${\overrightarrow{\mathrm{BG}}\cdot \overrightarrow{\mathrm{DE}}}$$ ④ $${\overrightarrow{\mathrm{AF}}\cdot \overrightarrow{\mathrm{FC}}}$$
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