●脾虚について
皆さんこんにちは、虎鉄です。
早速ですが本日は脾虚についてお話したいと思います。
改めてしっかりお伝えしておりませんでしたで、今日はそのお話を。
私は突発性難聴を気に食生活が一変しました。どんな経緯だったのか?はこちらに綴っておりますので、ぜひご覧ください。↓
まず脾と言うのは消化吸収を担う場所の事です。東洋医学(中医学)では「後天の本」と言われ、食べ物から生命力を補給すると言われています。
当たり前ですが、食べる≒栄養補給ですよね。食物からエネルギーを補給し、身体の生命維持をしている。
これが“食べる”、人間の三代欲求の“食欲”です。
そんな脾が不調になると“脾虚”となります。それが私(泣笑)
簡単に言いますと“食べた物をエネルギーに転化できない”と言う事です。
それはつまり、身体の健やかさを保つ事が出来ないため、様々な不調が起こる、と言うわけです。
不調は身体からのサイン。「あー…いつもの症状か…」と蔑ろにせず、悪化する前に専門医に相談してみて下さい。私の場合は既に“慢性化”しておりましたので、中医師の先生に診て貰いオーダーメイドで漢方薬を処方していただきました。
食べた物をエネルギーに出来ないので胃もたれ、皮膚トラブル、お腹の張り、軟便(下痢)、アレルギーの悪化…色々出てきます。(食事の量も少なく、そもそも空腹感がありません)
脾虚になるといろんな状態を併発します。特に“血虚”と言う状態になり易いです。これは女性に多いです。食べられない、エネルギーに転化出来ないので“血”が不足します。生理痛(PMS)や頭痛、耳鳴り、眼精疲労、目のかすみ、爪がペラペラ、肌と髪のパサつき、肩こり、情緒不安定、不眠、手足の冷え…などの症状が出ます。
生理で血を消耗しているので余計に血虚になり易いんです。
脾虚の原因は体質もありますが、一番の原因は“ストレス”です。
ストレスの多いこの現代社会で、いかにストレスとうまく付き合って処理して行くか?が重要です。
ストレスはいつだって側にいますから、どう対処するか?でストレス値を減らす事が出来ると思います。
いかがでしたでしょうか?
思い当たる症状、繰り返している不調がありましたら“大病”になる前に是非専門家の方にご相談下さい。
ドラックストアに売られている漢方薬を買う際でも、薬剤師の方に聞くのではなく、東洋医学(中医学)の専門家に一度相談なさってみて下さい!
それではまた、ご機嫌よう☆彡