歯ぎしり食いしばりなんて大したことないでしょ!とおもっている貴方へ
今日は・・・
「歯ぎしり食いしばりなんて大したことないでしょ!」
と思っているあなたにどうしても伝えたいことがあります。
ズバリ!!!
「あなたのその歯ぎしり・食いしばりは
は健康寿命に直結します〜!!!」
というお話です。
これ、かなり重要かつ、語ると長くなりますので
2回に分けてお話させていただきます。
では、前編を始めます。
「え〜っ??
別に歯ぎしり・食いしばりって命に関わりないでしょう??」
あなたを含め、一般の方はそう考えています。
しかしながら・・・
歯科医師として20年臨床を通して様々な患者さんを
診てきた私には、
「歯ぎしり・食いしばりをしている人は
しない人に比べて、健康寿命が短くなるリスクを
何重にも持っていらっしゃる!」
ということがハッキリ言えます。
では、Aさん(女性:20代)に登場してもらいましょう。
Aさんは学生の頃から歯ぎしり・食いしばりがあり、
歯医者に行くたびに「歯が削れてるね〜」
と言われていました。
ですが「それが何か?」という感覚だったAさん。
そのまま月日は流れ・・・
社会人になり25歳から30歳になる頃には、
お仕事で忙しく歯が欠けても
なかなか歯医者に行くことができずに・・・放置。
痛みに耐えられなくなり歯医者さんに駆け込んだら
神経を取ることになってしまいました。
それも1本だけではなく、複数本の奥歯の神経を
取ることに!!!
そんな状態のAさんは30代後半にはとうとう・・・
長年クセになっていた歯ぎしり・食いしばりのために
右下奥の神経を取った歯が折れてしまったのです!!!
歯は、体の骨と違って一度折れてしまったら、
くっつくことがありません。
なので「折れたら即抜歯!!」
になってしまうのです。
右下の一番奥の歯を失ったAさん。
Aさん的には・・・
「なんとなく噛みにくいな〜。
一本歯がなくなっただけなのに喋りにくいし・・・
でも、まだ他の歯がいっぱい残ってるし別に大丈夫!
左で噛めばいいや〜!!!」
そう思い、何年か左で噛むことを続けていました。
ですが、仕事や子育てのストレスから
「歯ぎしり・食いしばり」は
相変わらず無意識のうちにやっていた模様。
こんなAさんが40代半ばになったある日のこと。
いつものように眠い目をこすりながら
ベッドから起き上がろうとしたら・・・
昨日まで普通にできていたことが
できなくなってしまっていたのです!!!
今日はここまで。
続きはまた次回!!!
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