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なぜか気になる子どもの弱点の正体?
驚くことに、前回初めての投稿をしてから思ったより長い時間放置してしまった。実はというとあの後数日寝込んでしまった。
それだけ自分の思うことを表現するのは大変勇気がいり消耗するものだった。
それでも反応をいただき救われた気持ちにもなったし、何度読み返しても私の中の思いをちゃんと文字に表せたという実感はある。
ただ、溜め込みすぎていたものを出すのは本当に重労働だったんだろうと思う。溜め込む前に吐き出せていれば、こんなにしんどくもならなかっただろうに…
今日は公認心理士さんとの今後半年の支援計画を立ててきたところ。
4月から小学生になる長男に加え、年中にあがる次男も晴れて療育に通えることになった。それぞれの特性を話していてふと気づいたことがある。
失敗を怖がって踏み出せない。
↓それはなぜか?
自分ができることを精一杯頑張っていると先生に「この子はもっとできる」と思われて、スモールステップの幅をどんどん広げられてしまう。
↓それはなぜか?
極限まで自分の中にしんどさを溜め込み、必死に平静を装うせいで周りに気づいてもらうことが難しくなる。
↓それはなぜか?
ちょっとしんどいな、というシグナルを出すことに対してネガティブな印象を持っていて、我慢してやり過ごすほうが楽だと思っている。
ここに行き着く。そう、この子たちの特性、私にもずばり当てはまっていて。
これだけでなく、
・気持ちの切り替えが難しい
・不安が強い
・新しいことに踏み出すのに時間がかかる
・マルチタスクにパニックになる
・他人と比べて自分責めしやすい
・過集中
・力を抜くのが下手
このへんも見事に一致。
心理士さんからは「なりたい自分と実際の自分に差があって、その違いがあることを自分自身が受け入れるのがなかなか難しい子なんだね」と言われて、ギクッとしたのは私自身なのだった。
心理のプロはきっと見透かしていたんだろうなぁ。私の発言の端々から感じ取り、やんわりと導くように疑問を投げかけてくれて、また自分の課題を見つけられたことに本当に感謝している。
DNAなのか?育ちなのか?という議論もあるのかもしれないけど
一番近くで一番信頼している母親がそうやって生きてきて、無意識の中に私自身もそういうメッセージを含んだシグナルを出してきたのだろうし。
育ち、という側面ならこれから自分の変化で可能性は広がっていくのだから希望がある。自分に向き合うこと、やっぱり大事だ。
自分ができないでいることを子どもに求めるなんて、そんな不条理すぎるのは嫌だから。
まずは私がそれを乗り越えることを目指していこう。
そして、なりたい自分と今の自分に差があることもちゃんと認識して、そこにジャッジは下さず受け入れていこう。
子どもは親の鏡って真理じゃないかな、と。
子どもの特性と親の弱点がかぶる心当たりがある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?