仕事が重なるのは日常茶飯事
忙しくなってきた春。今の所畑の準備と種まき・定植がメインなので、とくにどうということもない季節。もちろんあくせく働いてはいますけど。
昨日のnoteでも書きましたが、
畑仕事の流れは・・・
・畑に堆肥や肥料をまく
・耕す
・畝立て
・種まき、または定植
・除草
・消毒
・収穫
・畑の後片付け
ざっくりですがこんな感じです。
特にどうということはない、いわゆる農作業です。
人によって、農法によって変わってきます。
春を迎えた今はなにをやっているのか
畑をに堆肥や肥料をまく~種まき・定植を、さまざまな品目の野菜でやっています。
羅列すると・・・
小松菜、ほうれん草、サラダ水菜、紅水菜、ルッコラ、レッドリアスからし菜、にんじんいろいろ、かぶいろいろ、ラディッシュ、キャベツ数種、アレッタ、カリフローレ、ロマネスコ、スティックセニョール、ケール各種、レタス、サニーレタス、リーフレタス、アーティチョーク、アグレッティ。そら豆、スナップエンドウなどなどなどなど・・・
すごい種類!とよくいっていただくんですが、春の段階ではとくに問題なくこなせます。
なにせまだ収穫先だから(笑)
種を蒔いたり苗を植えると、
次に除草という仕事ができます
植える前はトラクターで耕せばいいので、生えてきた雑草は簡単に土に混ぜ込めます。
けど、種まいたり植えた後は、トラクターでがーーーっとやるわけにはいかないので、三角鍬や除草用の道具を使って、もしくは管理機という小さい機械で少しずつやることになります。
少しずつということは時間がかかるということ。
除草ばかりやってるわけにもいかず、次の苗の定植や種まきも控えています。
そしていよいよ収穫!
とある日の作業
・キャベツとブロッコリー、スナップエンドウ、そら豆を畑Aで収穫、畑Bでズッキーニ、きゅうり収穫
・畑Cのレタスの消毒
・畑Aの小松菜まわりの除草
・育苗ハウスで苗をつくるための種まき5~6品種
・配達
そしてその1~2週間後には収穫が終わった畑からの後片付けが加わります。あっちの畑、こっちの畑、ハウスで作業・・・
こうなってくると大混乱。畑片付けないと次の作物つくれない。けど、収穫しないと売上がなくなる。その向こうでは雑草が増え始める。
別に大変というわけではなく、時間的にできない作業がでてきてしまうのが悔しい。
優先順位をつけてやっていくしかない。
その優先順位はどうやってつけるのか・・・
野菜セットを組めるかどうか
一所懸命のごとく、ある作物だけに集中できればそれが一番いいとは思うんですが、そういう営業形態をとってないので、ある程度広くなんとかするしかないんですよね。
そう、常に多品種を意識しているということです。
そして、すべて出荷できるわけでもない。優先順位がさがってしまった作業の影響で、出荷できなくなる作物も出てきます。
虫にくわれた、雑草にかくれた、大きくなりすぎたなどなど・・・
当たり前だけど手は抜かないし、逆に一手間加えることを常に考えてます。ひと手間はよりきちんとやる、よりきれいにする、などなどです。
出荷できなくなるものは随分少なくなりました。
まだまだカンにたよる部分は多いですけどね。こういうところをもっと改善できれば、たぶんもっと儲かるんだろうなと思います(笑)
今日のタイトルは「仕事が重なるのは日常茶飯事」としましたが、実際は「仕事が重なるのは毎日」としたほうが良かったかもしれません。多品種じゃなくても言えることではありますけどね。
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