【新卒1年目】10000時間の法則を考える。
今年の春に入社して、早いもので2ヶ月が過ぎようとしています。同じように春から社会人になったみなさんにとって、この2ヶ月はどんな期間でしたか?
僕にとってのこの2ヶ月は、新生活に慣れない孤独な2ヶ月でした。毎日早起きして、会社に行けば分厚いテキスト3冊をひたすら読み続ける研修の日々。家に帰ったら、疲れ果てて泥のように眠るだけ。
目まぐるしいスピードで、平日が過ぎ去っていくと一転、休日は孤独感に苛まれる。気軽に遊べるような人もおらず、家の中でただただ時間が過ぎ去っていくのを待つばかりの休日...。
想像していた華々しい休日像はどこへやら...。
「こんなに暇なら早く平日にならんかな〜」
でも、過ぎ去ったら過ぎ去ったで、また目まぐるしい日々に戻ってしまうからなー...。
どうしようもない、このモヤモヤ感。
「大学生ってなんて素晴らしい日々だったんだろう」
ふとした時に、そんなことを考えたのは一度や二度ではありませんでした。
そんな激動な期間を過ごしていた僕も、2ヶ月過ぎるとそんな生活に慣れ、「この生活なりの楽しさ」に気づくことができ、充実した日々を送れるようになってきました。
中でも大きかったのが、「仕事での楽しみ」を見つけたことです。初めは研修の一環で、ひたすらテキストと睨めっこしていたわけですが、それを使えるようになってくると、なんか楽しい!
作業に没頭していて、休憩を取ることすら忘れてるw
それも楽しくて!気づいた時には退社時間で、「もう少しやりたいなー」なんて想う自分がいる。2ヶ月しか経っていないのに、入社時とはえらい違いだ!w
「仕事の楽しさ」というものを考えていると、とあるところで聞いたこんな話を思い出した。
「10000時間の法則」
だ。
これは、
「どんなことでも10000時間取り組めば、その道のプロフェッショナルになれる」
という一つの考え方だ。
初めて聞いた約3年前は、「ふーん、そうなんだー」くらいにしか思っていませんでしたが、働き出した今、改めて考えるとまた違った感想を抱きました。
まず、10000時間の価値を感じるため、単位を変えてみようと思う。
今回は1日の仕事時間を8時間と定義し、1週間で5日間働くこととする。
これをもとに、何年間この職種を継続していれば「プロフェッショナル」になれるのかを計算していく。
まずは、1週間の作業時間を計算する。
8 × 5 = 40 [時間/週]
この結果をもとに、10000時間が何週間かを計算する。
10000 / 40 = 250 [週]
1ヶ月を4週間と仮定すると、250週は...。
250 / 4 = 62.5 [ヶ月]
1年は12ヶ月なので、62.5ヶ月は...。
62.5 / 12 ≒ 5.21 [年]
よって、
10000時間 ≒ 5年
と求まった。
実際には、祝日があったり有給があったりするだろうから、必ずしもこの通りじゃないにしても、ずっと同じ職種についていたとしたら、最短6年目で達成することになる。
今から6年先のことを考えると、自分がどんな姿で働いているのか、想像もできない。そもそも今の会社に勤めているのかさえ怪しい。
会社が変わったとしても、今のこの気持ちは忘れたくない。純粋な「楽しいな」っていうこの感情を。
そんな感情を忘れず、日々の仕事と懸命に向き合っていった結果が6年先のプロフェッショナルになった自分なんだと思う。
まだまだ未熟者。
6年後、助けられるばかりではなく、仲間を助けられるような存在になるべく、社会人1年目頑張ろう!
最近はそんなモチベーションが高まっていますw
ようやく好転し始めた社会人生活。
何事にも全力投球で。
そう。すべては6年後の自分のため、そして仲間のために。