[ここにはみんなの好きが溢れてる 2]

前回は、自分のnoteの使い方と、心持ちをお話ししました。(と言っても数分前のことですが。)
今回は、自己満足についての僕の考えをお話ししようと思います。
では、よろしくお願いいたしやす。


[うまいラーメン屋さんの理論]

僕がモノを生み出す作業をしている中で、確実に言えることがあります。
それは…『自己満足もできてないモノは、クソ』と言うことです。
だいぶ強い言い方をしますが、これが自分の中にある不可侵で絶対的な価値観です。

そして、その価値観を踏まえた大前提として…
『自己満足できないものが、他の人に良いものと思われるはずない』と思うのです。
だって、自分がいいと思ってないんだもの。

僕は↑を『うまいラーメン屋さんの理論』と呼んでいます。
たぶん、『?』してる人もいると思うんで…
実体験を交えながら、話しますね。
*ご都合主義で申し訳ないですが、うまいと満足は同義と捉えてください。


僕がうまいと思うラーメン屋さんは、僕が行きたい時は大体混んでて、入れたらラッキー!って感です。
ここで重要なのはだいたい混んでるということ、
そこで、『僕がうまいと思うこのラーメンは、僕以外にもたくさんの人が、うまいと思ってるんだな〜』ってなんとなく思ったことがあります。

そして、このうまいラーメン屋さんのことを知らない友達とかに、後日教えたりします。

これは、僕自身が『これはうまい(満足した)!!!』と思うから、友達に教える訳であって…
これが、『マズイ(不満足)。こんなもんは犬も食わねぇ!』ってなったら、友達に教えることはしないです。
いくら友達といえ失礼だと思うし、確実に友達いなくなりますよね。。。

だから、『自己満足できないものに、他人が良いと思ってくれるはずがない』と思うのです。


もう少し根っこの方から話してみます。

そもそも、ラーメン屋さんの成り立ちだって自己満足じゃん!って思います。
店主は、うまいラーメンを作るために日々研究と努力を重ねます。
味見しながら、足したり引いたり…etc...
こうして、『これはうまいものができた!これで勝負できるぞ!』って出来たラーメンは、試行錯誤を繰り返した店主主観の『うまい!』ですよね?
でもその『うまい!』に辿り着ければ、最低限の勝負はできるわけです。
そこでやっと、お客の前に出すことができます。

お客に出したら、主観がお客に切り替わるんで、『うまい!』と思わせてあげることができれば、店主もといラーメン屋さんの勝ちです。
きっとそのお客は、『おいしかったよ』と言ってまた来てくれるでしょう!
もし、僕みたいな人だったら、次は友達も連れてきてくれるかもしれないですね。

だから、『自己満足もできないと、勝負することもできない』=『クソ』って思うんです。

もし、自分の『うまい!』に周りがついて来なかったら…
『みんなにうまいと言ってもらえるように、ちょっと変えてみっか!』なのか…
『俺がうまいと思って出してんだ!これを好きなやつだけ食ってきな!』なのか…
それは、もう各々のスタンスによるんで預かり知らないところですけどね。。。


先述した大前提を、一番最初に体験したのがラーメン屋さんから始まった一連だったので、『うまいラーメン屋さんの理論』と僕は名付けました。


長くなりすぎた…まとめよう!

自己満足できないものはクソだ!
自己満足もできないものが、他人にいいと思ってもらえるわけがない!
自己満足もできないと、最低限の勝負をすることも、誰かと共有することもできない!
それは失礼にあたるから。

だから僕は、この『うまいラーメン屋さんの理論』を大事にしてます。
これが僕が、音楽をやる時にあたって根底にある気概です。
自己満足から始めないとダメなんです。
きっと、なにをするにしても…。
僕はそう思う。
ここから、僕の世界が展開されていくのですが、音楽のことについてになるんで…それはまたの機会に。。。

時系列的に未だ、noteとの付き合い方は鎖国的な状況ですが…
ずっと変わることがない部分についてお話ししておきたかったので、お話ししました。
次回あたりから少しずつ、noteとの付き合い方に若干の変化が起きていくので…えぇ。。。
よろしくお願いします。


スレイドのベスト盤を聴きながら。
『ダッシュボードとスキと承認欲求』に続く…


製作:高橋冴太朗
2021.11.28

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