見出し画像

自由学園明日館①

久しぶりにnote更新です😄

建築家フランク・ロイド・ライトの代表作の一つである自由学園明日館は、池袋に位置する自然と調和した美しい建物です。

ライトは建築において「内」という言葉をたくさん使っていました。人間たちの暮らしや心や文化のことだと思います。建物のエネルギーの中心にそれがあること。

ここは、外側の建物と「内」なるものが調和していて、とても心地よく感じたのです。

自由学園明日館[外観]
「屋外ピロティ」

フランク・ロイド・ライトとは
私の愛する建築家なので、ライト贔屓の記載をお許しください。私の好きな横顔の写真です。

フランク・ロイド・ライト

フランク・ロイド・ライトは20世紀初頭に活躍したアメリカの建築家であり、モダンアーキテクチャー運動の中心的存在として知られています。彼の作品は自然と調和し、独自の美学を持っており、世界中で高い評価を得ています。

素晴らしい建築を残しつつも、プライベートでは波乱に満ちたドラマチックな人生、そして彼が残した数々の本のチャーミングで詩的な文書は、人間味溢れ、「フランク・ロイド・ライト」という1本の映画のように感情移入させられてしまうのです。

ライトは生涯で1191件の設計をし、実際に建てたものも400件を超えます。
代表作としては、こちらの「落水荘」をイメージされる方は多いのではないでしょうか?

https://fllw-tribute.jp/world_topics/461/

自由学園明日館は、日本に現存する貴重なライト建築のひとつです。今も「使いながら保存する」スタイルを貫き、カルチャースクールや結婚式や、演奏会など様々な人が出入りしています。

建物は内なるもの(人間の暮らし)があってこそ。あたたかい体温のある空間は生き続けるのだ。私はそこにとても感動を覚えました。

https://jiyu.jp/wedding/

緩やかな勾配の屋根、ドラマチックな室内空間。
中央棟ホールへのアプローチである左右の玄関は、極端に低い天井高に抑えられ、ホールや食堂に入ると、高くぱーっと視界が広がる仕組みになっているのです。

「玄関」
「ホール」
幾何学模様の窓のデザイン

ヒューマンスケールの狭くて落ち着くような空間と心が解放されるような外への広がりを感じる空間のコントラストがライトの魅力です。

「カフェ(食堂)」

天井の照明や窓、テーブルや椅子に至るまで、ここにいる人たちがどのように過ごすと心地よく、価値ある時を送れるのか、ライトは普遍的な視点で見ていたのだと思います。
見学は美味しいお菓子とドリンク付きで800円。
大感激ですね。

長くなりましたので
今日のところはここまで。
またね👋🏻

自由学園明日館
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2丁目31−3
Google Map

営業時間は10:00-16:00
月曜日が定休日です。
土日は結婚式で貸切の場合があります。
ホームページ
https://www.jiyu.jp/

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?