
滲み出る良さを、僕は見逃したく無い。
良いものは素直に良いと言いたい。
それが誰が作ったものであろうと。
ブランド品だから良い。
あの人の作品だから良い。
これだっていい。
むしろ僕はここを目指したい。
こーたさんの言葉だから良い。
こーたさんの写真だから良い。
そう言ってもらえるのは、心から嬉しい。
だけど、それは盲目になってる部分もあるんじゃないかなぁと思う時もある。
僕という人間を応援してくれて、僕だから良いと言ってくれるのはありがたい。
でもその反面、どんな駄作になっても、その中の芯を見てもらえずに、表面だけを見て良いと言われるのは、ちょっと寂しく思ってしまう。
"僕の作品"という信頼があっても、僕が作るものは無条件に良い!というのは、本当の意味では良いものじゃないのではないか。
贅沢言ってんなって思うかな。驕ってんなって感じかな。何アーティスト気取ってんだって思うかな。
いや、僕は何を言われてもアーティストでいたいと思ってる。世界で評価されてる人だけがアーティストじゃない。ひとりひとり、生きている人はアーティストになれるんだ。
評論家じゃないから、世の中の作品の何が良くて、何が良くないかなんて事はよく分からない。
でも、なんとなくいいなぁ。とか、ずっと見てられるなぁ。とか、また読みたいなぁ。とか。
そんな感覚が実はいちばん芯が届いているんじゃないかなって。
その作品の内から滲み出てくる、あたたかさ、つめたさ、たのしさ、面白さ、辛さ、苦しさ。
ひとつひとつを言葉にして言えないけど、なんか心に残る。
それってすごく良いものなんじゃないかな。
まっ、これは僕の"良い"の基準だけどね。
ブランド品だから、無条件に良い。
あの人の作品だから、無条件に良い。
そうじゃなくて、作品ひとつひとつをしっかり見たい。
作品をしっかりと観る事が出来たら、読むことができたら、それを作ったアーティストが見えてくると思ってる。
作るのはいつだって、人だから。
あの人の作品が、たまにあれ?って思っても
あのブランドの新作が、あれ?って思っても
その芯を感じ取るようにしたい。
それに、あれ?って思える、万人に受けない作品の方が、人間くさくて、良いなって思うけどね。
こーた
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