喜んでくれる人が多い事をしよう
写真やカメラを続けられている理由は、他のどんな事よりも「喜んでもらえる人の数が多いから」に尽きます。
こんにちは。
フォトグラファーのKOTAです。
”こーた”なのか、”こうた”なのか、”コータ”なのか、
noteを書き始めて4年経つ今でも、未だにハッキリ決められない写真家です。
という事で全然興味が無い人もいるかも知れませんが、今日は筆が乗っているので少しだけ自分語りをさせてください。
「飽き性の私が、写真だけは10年間続けている圧倒的ひとつの理由」
日本の人口も一億なにがしいるわけですから、1億分の1人にでも届いてくれたら嬉しいです。
冒頭にも書きましたが、写真を撮り続けている理由は喜んでくれる人の数が多いからです。それはこれまでも多かったし、きっとこれからも多いと思います。
他にも理由を上げようと思えばたくさんあります。良い写真が撮影できた時は、飛び跳ねるほどに嬉しいし、1人でガッツポーズします。恥ずかしがり屋の僕が、周りに人がいようと。です。
それほどまでに熱中できる事に出会えた事が幸せだなぁと思いますが、写真を撮るのが嫌になる日もあります。
そういう時はいっそ写真から離れる時間を作ります。
温泉に行ったり、映画をみたり、本を読んだり、SNSに捉われる時間もあります。
写真以外の他の媒体に触れていると、”写真撮りたいな”という気持ちがムクムクと湧いてくるのです。
でも最近思う事もあります。
好きな事をやっていれば、ずっと幸せってあれ。嘘です。
好きな事を続けるからこそ、苦しい事もある。
何かに挑戦している人は、共感してもらえるんじゃないかなぁと思います。
まぁそれも含めてこの道を選んで良かった、と思うのですが。
そうやって嫌になる事もある中で、10年も写真を撮り続けている理由は、「誰かが喜んでもらえる事=自分の喜び」の方程式が写真によって成り立つからです。
フォトグラファーになる前、インテリアコーディネーターとしてインテリアショップで働いていました。販売をやっていたので、月の売り上げノルマはあるし、数字を取ってこなければ・・・という中で戦っていました。
それでも当時も仕事が楽しいと感じていました。
振り返ってみると、写真を撮る事に共通している事がありました。
提案してお客様が選んだ家具を納品した時、お客様がホッと安心して、笑顔を見せてくれたからです。何千万ものローンを組んで、清水の舞台から飛び降りるつもりで買った新居に、想像だけで何十万もする家具を買うんです。
手にとって試着が出来る服を買う事とは、単価も次元も違います。
たくさんの不安がある中で”買って良かった”、”新居での生活が清々しい気持ちでスタート出来ます”と、感謝の言葉をかけてもらえる事がとても嬉しかったです。
「そうか、インテリアを通してこの喜びを感じられるから仕事が楽しいんだ!」と気がつきました。
そして写真でも同じ事が言えると、はたと気がつきました。
写真では会社の力ではなく、より自分の力の割合が多い中で目の前の人を笑顔にする事が出来ている。
そんな実感があるからこそ、写真を続けられているのだと思っています。
撮影をしている最中に見せた写真に、目を輝かせてくれる瞬間。
写真を納品した後に、お願いして良かった!と喜んで頂ける瞬間。
この上ない幸せです。
自分の”好き”が人を喜ばせる事が出来ると知った瞬間、人は強くなります。
それは、自分がこの世に存在しても良いという、許可証を神様から得たような気分です。自分の存在価値が、今の世界にはあるんだなという実感。
大げさだと思う人もいるかもしれません。
でもきっと”好き”を仕事にしている人は共感できるのではないでしょうか。
できると信じています。
みなさんは、人に喜んでもらえる”何か”があるでしょうか?
なんでも良いと思います。
「写真を撮る」というような具体的なスキルでなくても良いのです。
身近な人の幸せを一つ増やせるような事があれば、それを続ける価値は大きくあります。
そして続けてほしいなと、勝手ながら思います。
そうして笑顔の輪が広がって、その笑顔をまた僕が写真に収める事ができたら、嬉しい事だなと、そう感じます。
KOTA
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