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subarasikiai
【読書編】紅の党
こんにちはYouthです。
今回紹介する本は紅の党です。
この本は、「皇帝を目指した男の失脚劇」を機に、中国共産党の権力構造に迫った本です。
今回はその皇帝を目指した薄熙来という男について書きたいと思います。
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薄熙来
薄熙来は国務院副総理などを務めた薄一波の息子として生まれた。しかし、文化大革命によって失脚した薄一波に伴って投獄させられた。その後大連市長になります。そして、巧みな売り込みで農村復興したり、女性騎馬警察隊を作る、サッカー都市に発展させるなどして、汚れた街から美しい大連へ転換させていきます。しかし、裏では、公用車のナンバープレートが00001ではないことで激怒したり、国のお金で私腹を肥やしていました。それを暴こうとする記者を監視、拘束するなどして強引にもみ消していました。また、批判する人たちを強制労働させていました。とは言っても、国民からの人気は高く、大連市長を辞任するときは、1万人に見送られたそうだ。その後、紅線電話の盗聴などがばれ、失脚します。
問題は、薄熙来だけでなく、息子の薄瓜瓜もです。裏口入学でオックスフォード大学に通い、遊び惚けたり、授業中にスマホをいじっていました。しかし、薄熙来の力で学力は足りてないのに、卒業させてしまいます。
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最悪な官僚と呼ぶのにとっておきの人たちです。
本書は通信販売で購入できますので、ご興味のある方はこちらの記事下部にあるリンクからどうぞ。
是非皆さんも読んでみてください。