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“家族"との向き合い方

最近ずっと考えています。
いや、最近になってより考えるようになりました。
僕自身は「家族」に恵まれなかった身として
複雑な気持ちがあります。

自分が家族に対して何ができるかを
考えるよりも前に
「なんで自分は家族に恵まれなかったのか」を
考える機会がとてもありました。

今も、それはあります。

当然、自分の気持ち次第で
ポジティブな時もあるし
ネガティブな時もある。
その考える時間を通じて共通することは
家族に対して向き合う時間が人よりも多いこと。

外に出ると目の前に広がる家族というかたまり。
僕には儚いものに見えます。
希望いっぱいに見えることも時にはあるけど
基本的にはそういう感覚です。

当たり前にある世界ではないと
とっくに「知っている」からこそ
その儚さに想いが巡る時があります。


そう思った時に、自分の家族写真を
撮影する仕事は意味があるのかなと思います。
その一瞬を切り取るなんて、大義はない。
ただ、儚さを知ってる自分だから
目の前にある日常を今より少し大事にできる。
だれかの家族に対する想いに寄り添うことができる。

その写真を見てもらうことで、
明日への活力になったっていい。
疲れた時の癒しになってくれてもいい。
夫婦同士喧嘩することもあるから、
そんな時に仲裁となるきっかけになってもいい。

見る時間、タイミング、人によって
色んな思考になると思うから。

それが自分が活躍していきたいと思う、
多くの人に出会いたいと思う理由の一つ。

いま一度、
家族というかたまりを考えてみたいと思う。
検索して、調べて、出会って。


1人でも多くの家族の気持ちを
あたたかくしていける活躍をしたいとおもいます。



おれ、がんばれ。

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