最強のBチームをつくれ
チームが強くなるために欠かせないのは、モチベーションです。これは欠かせないと思います。
そして、チームが壊れるときの多くは、チームのモチベーションとコーチのモチベーションに差があるときなんではないかと最近思います。とりわけ、選手のモチベーションが低いときは最優先で手を打たなくてはならない点だと思っています。
高校や中学だと、選手があまりやる気を示さないところにガンガン厳しい指導を入れたりして、部活を辞めるという話なんてざらに聞きます。
中には、チームが変わるためにはそれも重要だということも聞きますが、そうではない方法もあると信じて、チャレンジしていきたいとおもいます。
最強のBチームをつくれ
そう言われたことがあります。やはり、最も一緒にその競技に打ち込むのが同じチームメイトです。だから、いわゆるAチームが強くなるためには強いBチームが必要であるということです。練習で切磋琢磨していくわけなので、Bチームが最強になる頃には、Aチームは自然と強くなっていくことであるということです。
この話、面白いと思うのは、Bチームにより時間を割くというところです。
ついつい指導者はBチームはむしろ後回しで、Aチームに時間をかけてしまいがちです。
そこで起きるのは、Bチームのモチベーションの低下です。
そもそもAチームという存在に対して、最も悔しい思いをしているのはBチームの選手たちです。そして、Bチームであるが故に指導される時間、教えてもらえる時間が短くなると、どこかどうやってAチームに入れるのかという道筋が見えなくなってしまいます。
そこでなにくそと踏ん張ることがとても大切なのですが、あまりにAチームへの道が閉ざされてしまうようであれば、モチベーションは下がります。そして、練習に打ち込む熱量が下がり、自然とAチームの良きライバルにすらならなくなります。
AチームやBチームという呼び方をされることすら嫌う選手達もいます。特に中高生であれば、出れないことは分かっていても、分けられると上がらないモチベーションというのがあると思います。
そゆなBチームが求めているのは指導です。どうすれば良いかいまいちわからないからBチームなんです。考える力だったり、課題を見つけてくる力が弱いからBチームなんです。
そういうところに目を向けて行けると、チーム全体のモチベーションは高まってくるんじゃないかと考えています。
なので、今のチームでも最強のBチームを作ろうと思います。
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