愛着障害は治りますか?
※今日の記事は2~3分で読めます。
こんにちは、こたろうです😊
昨日、愛着障害と不登校の
お話をしました。
「愛着(アタッチメント)」とは、
幼少期、自分を全力で受けいれて
もらった経験により得られる、
人を信じ良い関係を築く
能力のことです。
この能力が十分に身について
いない子供は
不登校などの
心理的な問題を
を起こしやすいと考えられています。
昨日のブログは、こちらです。
今日は同じく、
娘の不登校時代に読んだ本を
ご紹介します。
内容を簡単に
紹介させて頂きますね。
第一章 愛着障害を知る
治りますか?
と疑問形で書かれていますが
結論を言えば
治る前提で書かれています。
愛着障害の背景、歴史が
簡単に書かれており
ここ最近で
治っていくもの、
という理解になっている
という解説。
そして愛着障害を治すことで
いきづらさがなくなっていく
という内容です。
第二章 愛着関係を育て直す
愛着の形成は
大きくなってからも可能であり
その方法が書かれています。
ここも詳しく話すと長いのですが
問題のあった発達段階に戻り
発達段階をたどり直す
というものです。
この章は正直、
私の知識不足かもしれませんが
すんなり納得出来ない箇所も
ありました。
エビデンスは…?と
言いたくなるような。
たとえば、胎児期に背負った
愛着障害という言葉。
「え、胎児?」
というのが正直な気持ちです。
ただ、考え方として
そういう仮説のもとに
こういう治療法を試したら
うまくいきましたよ、
というのであれば
まぁ理解は出来ます。
その後は「甘やかし」の
段階があり、
次に成長段階に合わせた
「遊び」のアプローチが
紹介されています。
個人的には
「甘え」の理解と実践が
とても重要だと思いました。
ここを飛ばして
「自立」を求めてしまう
親が多いかもしれません。
文中にあるように
大人がこれをやると
「イタい人」
なのですが
発達の階段を
のぼり直すには
ここを避けて
通ることは
出来ないのでしょうね。
第三章 愛着障害に手遅れはない
嬉しいタイトルですね。
第三章は
大人の愛着障害について
書かれています。
大人になると
「遊び」だけでは
解決しなくなり、
「言語」による
治療が必要だと
いうことです。
また、
内観やフォーカシングも
有効とのことで
紹介されていました。
最後のほうに紹介されている
藤家寛子さんの
「家族との絆を取り戻すまで」
も必見です。
第四章 なぜ愛着障害を治すべきか
自分の考えを
はっきり言わない。
他人に迷惑をかけない。
このような考えは
昭和以前は美徳と
されており、
人は物心がつく前から
親からそう教えられて来た
のだと思います。
確かに昔は、その方が
生きやすかったのかも
しれません。
しかし時代が変わっても
そのような
主体性を否定する生き方が
残っており
それが多くの人に
生きづらさを与えている。
そんなことが書かれていました。
本当にそう思います。
まとめ
不登校や愛着障害の理解に
自分自身が出会い
助けになった本を
紹介しました。
昨日紹介した、
新井先生のアプローチとは
全く異なる方法であった
のは興味深いと思います。
苦しんでいる人の
助けになれば嬉しいです。
最後までお読み頂き、
有難うございました。
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