3回目の緊急事態宣言が発令されていた2021年5月ある病院での出来事
こんにちはこんにちは。
タイトルにもあるように
3回目の緊急事態宣言が発令されていた2021年5月のある日の出来事を
個人のFacebookに投稿したんだけど
ちょっとした事があってその過去の投稿が不意に目にとまって
改めて読んでみたらそこには忘れちゃいけないと感じさせる事が書かれていたので共有させて頂こうかと思ったしだい。
と、いう事で以下は
2021年5月のある日のボクがFacebookに投稿した内容
~~~ここから~~~
『進行性の病気だから…』
とか
『認知症だから…』
とか
『障害があるから…』
とか…
それを言い訳にして
出来ない理由をならべるのは
そろそろヤンペにして
『進行性の病気だけど…
認知症だけど…
障害があるけど…
だけど…
でもね…
でも、コレは出来るよ!』
って、無いものねだりから
在るもの探しに切り替えてみませんか?
医療従事者や支援者、
エッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちが
それはそれは過酷な状況におられるのは
仕事中にもう、それはそれは心が張り裂けるほど目の当たりにしてます。
だからこそ…
患者さんや利用者さん、
そのご家族の心が折れないように…
あとほんの少しだけ…
病や障害じゃなく
患者さんや利用者さんに寄り添ってみませんか?
今日
帰宅願望のある認知症の患者さんに
根気強く声を掛け続ける看護師さんがおられました。
周囲の同僚からの、オマエいつまでやってんだ?
って視線を感じながら
それでも彼は懸命に患者さんに寄り添って
それはそれは暖かく、まるで大好きな祖父母に語りかけるように
声を掛けておられました。
もう、それはそれは疲れ切っていて
誰がどう見てもヘトヘトな状況なのに懸命に…
『大丈夫ですよ。
そうですね。ビックリしましたよね。
大丈夫です。大丈夫です。
まずは一緒に美味しいご飯でも食べませんか?』
って声を掛け続ける姿に涙が溢れてきました。
皆んな誰もが現場ではいっぱいいっぱいです。
以前であれば、
まだまだ入院していたであろう患者さんが
病床確保の為に退院されていきます。
医療崩壊は目前どころか
既に救急搬送の段階でトリアージという
命の選別は行われています。
だからこそ。
初心を今一度、思い出してみませんか?
きっと
そこには、忘れていたかけがえのない何かがあるから。
だけど…
そんな風に理想を言ったって…
皆んな本当に疲れ切ってます。
だから
休む時は思いっきり休めばいい。
それがチームだと思います。
貴方は1人じゃない。
だから、あと少しだけ
今までよりほんの少しだけ。
病気や障害じゃなく
患者さんや利用者さんに寄り添ってみませんか?
たまには
道草を喰らいながら…。
そして乗り越えたら
皆んなで笑いながら旨い酒でも呑もうじゃないか!
~~~ここまで~~~
さぁ
2類から5類に引き下げられて随分と経ったけど
ボクたちは
笑いながら旨い酒を呑めているかい?
そんな風に
自分に問うてみる事を忘れたくはないよね。