高橋孝輔

10年以内を目安に東京都調布市から新潟県胎内市への移転を目指すアメフトチーム「胎内DEERS」の代表取締役 / Iターン10年目

高橋孝輔

10年以内を目安に東京都調布市から新潟県胎内市への移転を目指すアメフトチーム「胎内DEERS」の代表取締役 / Iターン10年目

マガジン

  • スポーツビジネス雑感

    髙橋がスポーツビジネスに携わる中で思ったことを不定期に記事にしていきます。 本業の宣伝とかもたまにあるかもです。

  • アメフトの事業化を考える

    2013年に新潟に来てから、「日本でアメフトを事業化(=ビジネス化)するためにはどうしたら良いか」を考え続け、様々なスポーツビジネスに関わる中で自分の中で仮説を構築してきました。 まず、大前提として「日本でアメフトをビジネスにするために必要な事」の答えは誰も持っていません。仮説を持っている方はいらっしゃると思いますが、その仮説を現実で実証出来ていないので、まだ答えはありません。 「日本でアメフトを事業化するためにはどうしたら良いか」は色々な人が考え、実践しながら模索していくことが、その実現に必要と思います。ですが、まだあまりその議論のたたき台となるような資料が少ないと感じています。 私の仮説が正しいのかはわかりませんが、議論の叩き台として、記事をまとめていくことは今後の日本のアメフト界に貢献できるのではないかと考え、これから記事を書いていきたいと思います。

  • 胎内DEERSの挑戦

    胎内DEERSが目指すアメリカンフットボールを通じた胎内市活性化について、プロジェクトの紹介や報告を行っていきます。

  • 部活動を考える

    社会にとってより良い部活動のあり方を考えていきます。

  • セルフコーチング研究

    髙橋自身が、セルフコーチングを実践し自らの能力を伸ばしていくことを目指すに際し、どのようにやっているのか等を不定期に記事にしていきます。

最近の記事

  • 固定された記事

【胎内DEERS】アメリカンフットボールを通じて幸福で豊かな10年後の未来を創る。

この度、NSGグループがXリーグ「ディアーズフットボールクラブ」を運営する「株式会社DEERS FOOTBALL CLUB」の経営権を取得し、私髙橋孝輔が代表取締役に就任致しました。 現在の東京都調布市から10年かけて新潟県胎内市に移転するという、自分でいうのも何ですが、ぶっ飛んだ構想です。 「日本のアメリカンフットボールを活性化させたい」という思いを持って9年前に新潟に来てから、これまでスポーツビジネスに携わる中で経験した全てをぶつけ、DEERSを発展させたいと思います

    • 胎内DEERS 2シーズン目を終えて

      1.はじめに胎内DEERSは2シーズン目を終了しました。 今年も沢山の方に支えられ、シーズンを送ることができました。 改めて感謝と御礼申し上げます。 年末ですので、これまでの反省や振り返りとともに、見えてきた進むべき道をまとめたいと思います。チームのSlackに投稿した内容から抜粋・修正して書いています。 2.戦績今シーズンは春のパールボウルで1勝1敗、秋のリーグ戦では1分4敗で順位決定戦、入替戦に出場し、いずれも敗戦したため来期X1 AREAに降格となりました。 応援

      • スポーツによるまちづくりを推進するために重要な視点

        ※本稿は2023年10月12日・13日に開催された第85回全国都市問題会議の文献集に寄稿させて頂いたものを許可を得て転載しております。 スポーツによるまちづくりを推進するために重要な視点株式会社DEERS FOOTBALL CLUB 代表取締役 髙橋孝輔 1  はじめに 株式会社 DEERS FOOTBALL CLUB はアメリカンフットボールクラブ「胎内 DEERS(ディアーズ)」を運営しております。現在の胎内 DEERS の練習拠点は東京都調布市ですが、ホームタウンを

        • 【ふるさと納税】アメリカンフットボールを通じた関係人口創出

          1.はじめに胎内DEERSは2022年7月に前身のクラブから経営体制を変更し、発足致しました。 「アメリカンフットボールを通じて幸福で豊かな10年後の未来を創る。」を理念として掲げ、精神面、健康面、経済面の全てにおいて、地域や関わる方々の未来を幸福で豊かにすることを活動の中心に据えています。 アメリカンフットボールを通じて新たなホームタウンである新潟県胎内市の地域活性化に取り組んでおり、これまでは東京都調布市から新潟県胎内市への練習拠点の10年以内での移転計画をはじめ、ユ

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        【胎内DEERS】アメリカンフットボールを通じて幸福で豊かな10年後の未来を創る。

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        • 胎内DEERSの挑戦
          4本
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          7本
        • スポーツビジネス雑感
          53本
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        記事

          スポーツを高付加価値にする哲学

          1.はじめにとあるプレゼン用に、スポーツを高付加価値にするための哲学をまとめたので、noteにも掲載しておきます。 これまでのnoteでも度々書いているので新しい内容ではないですが、「スポーツを高付加価値にするための哲学」という切り口で整理をしてみます。 2.スポーツビジネスの顧客と提供価値通常のビジネスにおいて、企業は顧客に価値を提供し、顧客からは対価が支払われます。 スポーツビジネスにおける顧客は誰になるでしょうか? また、提供する価値は何でしょうか? 普通に考え

          スポーツを高付加価値にする哲学

          スポーツで地域の未来を変える。

          1.はじめにXリーグから発表がありましたが、2023年5月6日(土)に胎内市陸上競技場でパールボウル1回戦 胎内DEERS VS オービックシーガルズ が開催されます。 この記事を読んで頂いた方、新潟県内の方でも、新潟県外の方でも、アメフトを知っている人でも知らない人でも、もうとにかく、この試合に来て欲しいです。 お願いします。 昨年誕生した胎内DEERSはアメリカンフットボールの、そして日本のスポーツの在り方を変えていくクラブになります。その歴史において、胎内市で初開催

          スポーツで地域の未来を変える。

          アメフトの「強み」と「事業戦略」を考える。(アメフトの事業化を考える④)

          1.はじめに前回は、アメフトの「エンタメ性」が事業化を考える上での強みになるかどうかを検討しました。結論としては、「エンタメ性」はOnly1、No.1になれる部分が少なく、厳しいと書かせていただきました。 今回は、アメフトがOnly1、No.1となることのできる可能性がある社会領域を考え、アメフトの強みと事業戦略について検討して行きたいと思います。 2.アメフトの「強み」と「事業戦略」個人的にアメフトがOnly1、No.1になれる社会領域を見出す上で強みになる特徴を以下列

          アメフトの「強み」と「事業戦略」を考える。(アメフトの事業化を考える④)

          アメフトの「エンタメ性」は強みか?(アメフトの事業化を考える③)

          1.はじめに前回はアメフトの「価値の発揮」という観点で、アメフトが存在しない場合に困る人の多さや重大さが、アメフトが現在発揮している価値で、発揮する価値を増大させるためにはアメフトがOnly1、No.1になれる社会領域を見出して入り込んでいく必要がある、ということを書きました。 今回は、アメフトがOnly1、No.1となれる社会領域の候補として、挙げる人が多いであろう「エンタメ性」について、考えてみます。 2.3つのエンタメ性この記事では「エンタメ性」をよく考えてみるため

          アメフトの「エンタメ性」は強みか?(アメフトの事業化を考える③)

          アメフトの「価値」を測る。(アメフトの事業化を考える②)

          1.はじめに前回、アメフトの「事業」と「顧客」について考えてみました。 そして、アメフトにとっては「社会」を顧客として考えるべきこと、そして他のスポーツに勝つにはアメフトがOnly1、No.1となれる社会領域に絞る必要があることを書きました。 今回は前回の補足的な内容ですが、どのような基準で社会領域を絞って行けば良いのか、アメフトがOnly1、No.1となれる社会領域ではどのようなことが起こるのか、について書きたいと思います。 今回も具体論ではなく、抽象論が続きますが、お付

          アメフトの「価値」を測る。(アメフトの事業化を考える②)

          アメフトの「事業」と「顧客」(アメフトの事業化を考える①)

          1.はじめに前回のnoteでご報告させて頂いた通り、2022年6月からアメリカンフットボールトップリーグであるXリーグ「X1 SUPER」の胎内DEERSを運営する株式会社DEERS FOOTBALL CLUBの代表取締役に就任致しました。 2013年に新潟に来てから、「日本でアメリカンフットボールを事業化(=ビジネス化)するためにはどうしたら良いか」を考え続け、様々なスポーツビジネスに関わる中で自分の中で仮説を構築してきました。 まず、大前提として「日本でアメフトをビジ

          アメフトの「事業」と「顧客」(アメフトの事業化を考える①)

          教育に重要なレゾンデートル

          「スポーツと教育と地方創生」 今回は教育に重要なレゾンデートル、というテーマで話しました。 レゾンデートルとはフランス語で「自身が信じる生きる理由」とか「存在価値」という意味です。 これが考え抜かれたかどうかで成長に大きな影響があります。 今回の話の元となったnoteはこちら↓ 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify Apple Podcast Google Podcasts Amazon Music

          教育に重要なレゾンデートル

          スポーツがWeb3.0に取り組む上で考えるべきこと

          「スポーツと教育と地方創生」 今回はスポーツがWeb3.0に取り組む上で考えるべきこと、というテーマで話しました。 素人がスポーツ×Web3.0について色々考えてみたのですが、ご専門の方から御指摘・御意見頂けると嬉しいです! 大前提:何のためにWeb3.0に取り組むのか 3つのポイント:① トークン・NFTの位置づけ ② 発行側のマネタイズモデル ③ DAO化する・しない 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify Apple Podcasts Go

          スポーツがWeb3.0に取り組む上で考えるべきこと

          未来を創るための教科書

          「スポーツと教育と地方創生」 今回は、今回はポッドキャストでも良く取り上げる、スポーツ・教育・地方創生分野で重要な「バックキャスティング思考」で未来を創る、ということについての教科書的な本をご紹介させていただきました。 著者:馬田隆明 「未来を実装する テクノロジーで社会を改革する4つの原則」 1つの前提:デマンド 4つの原則:①インパクト ②リスク ③ガバナンス ④センスメイキング 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify Apple Podca

          未来を創るための教科書

          スポーツは「良いモノ」なのか

          「スポーツと教育と地方創生」 今回はスポーツは「良いモノ」なのか、ということを話しました。 結論から言うと、僕はスポーツ自体は良くも悪くもなく、その在り方や使われ方によって良くも悪くもなる、と思っています。 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify Apple Podcasts Google Podcasts Amazon Music スポーツは「良いモノ」なのか-スポーツと教育と地方創生今回はスポーツは「良いモノ」なのか、ということを話しました

          スポーツは「良いモノ」なのか

          部活動地域化で見過ごされていること

          「スポーツと教育と地方創生」 今回は部活動地域化で見過ごされていること、というテーマで話しました。 部活動の地域化については、ガバナンス面での整備を早急に進める必要があると考えています。 (参考資料)経産省「地域×スポーツクラブ産業研究会」 https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/chiiki_sports_club/pdf/014_02_00.pdf 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify

          部活動地域化で見過ごされていること

          「of スポーツ」と「through スポーツ」

          「スポーツと教育と地方創生」 今回は、前回ご紹介した論文と関連して、「of スポーツ」と「through スポーツ」という、スポーツを捉える2つの視点を話しました。 マニアックすぎて自分自身も話していてまとまってません。笑 町田光さんの論文はこちら↓ 質問やリクエストなどこちらからどうぞ↓ Spotify Apple Podcasts Google Podcasts Amazon Music

          「of スポーツ」と「through スポーツ」