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6歳にとってのNゲージ。

まだ早いかな~!?
そう思っていたのは息子が3歳になって半年以上が経った頃。

電車が大好きな息子は子鉄街道まっしぐら!
ご多分に漏れずプラレールに夢中でした。


少し方向性が変わったのが、電車旅の途中で立ち寄った浅草。
東武浅草駅の直結ビルにある「ポポンデッタ」です。

そこには大きなジオラマがありまして、本物そっくりなNゲージ(鉄道模型)が、街や田舎のレイアウトのなかを走っている姿に一瞬で目の色が変わったわが子鉄。

それから早々にプラレールを卒業し、足しげく「ポポンデッタ」に通うようになりました。


さて、わが愛しの子鉄くん。
ここで終わる訳がありません。
欲しいと…。
Nゲージが欲しいと…。

まぁ私もママも想定はしていましたので、色々と調べましたよNゲージ。
なんと言っても価格が可愛くない!!泣
そしてカスタマイズの可能性が底知れずで、いくらかかるのか恐ろしいのですよ!

ただ、こうも思いました。
夢中になれるってステキやん♬w


覚悟を決めて、息子が飽きるまで付き合おう!となりました。
(正直、割と早めに飽きると思っていました。)

心配だったのは対象年齢が高めだったこと。
メーカーでかなり違いますが、大手ではKATOが8歳以上でTOMIXが15歳以上となっています。

息子がもうすぐ4歳になろうとしていた頃なので、どうかな~と。
人(子ども)を選ぶな~と。


パーツが繊細で少し手元が狂っただけで壊れそうだし、ポイント切替えとか先を見越した運転の操作も必要だったりします。

あとは周りの大人の目も気になります。

YouTubeでは子どもの暴走を問題視している動画が結構あります。
スピードの出し過ぎは故障の原因になりますし、何より脱線したら隣の車両に迷惑がかかります。

なので、大人が付きっきりで子どもの運転を見ていなければなりません。
付きっきりなのは公園とかで遊んでいる時と同じ状況ですけどね。


一方でウチの息子との相性は良いかな~!?とも思っていました。
具体的には以下のような特徴があるからです。

・おとなしく長時間でもジッとしていられる
・周りを観察して慎重に行動することが多い
・親の言うことは守ることが出来る
・自分のやりたい(やりたかった)コトを言葉で教えてくれる

特に最後の【言葉で教えてくれる】ってことが重要だと思っていて。
つまり、小さい子がNゲージをやるには【親が子どもとコミュニケーションをどれだけ出来るのか】がポイントなんだと思います。


「あまりスピードを出し過ぎたら良くないよ~」
「え~なんで?」
「脱線したら悲しいし、周りの人も迷惑だからね~」
「そっか!」

「優しく扱ってね~」
「わかった!」「…やっぱ車両を繋げるの難しい」
「どこまで出来そう?」
「線路に乗せるのは出来るけど、そこから先はパパやって!」
「じゃあ線路に乗せ終わった後はパパがやるね~」

「今日はまだやりたくない!」
「どうしたの!?」
「ん~人が少なくて寂しいから」
「そうなんだね~」「それならお店の人に予約の状況を聞いてみる?」
「そうする!」「予約の人がいたらその人の横でやる!」
「わかったよ~笑」


こんなカンジのやりとりは最近の事ですが、小さい時から親子で会話をしながらNゲージを楽しんでいます。
そんな経験から、たぶん【自分の気持ちを何でも言葉で教えてくれる】ことが出来れば、対象年齢が少し高くても問題ないのではないかな~と思っています。

6歳になった今では、すっかりNゲージの所作が板について、ほとんど私の助けは必要ありません。
それはそれで寂しいですけどね。泣


この記事が、Nゲージの世界に足を踏み入れる悩んでいる親御さんの一助になれたら嬉しいです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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