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〜歩く姿はきっとジジイ〜

痛みは突然やってくる

朝ベッドから起き上がろうとして腰に激痛を感じる。

立ち上がるのも一苦労だ。筋肉に力を入れて腰をカバーしながらなんとか立ち歩けることを確認。

室内を歩くのも階段を上るのも痛みが響き、座っていても姿勢によっては激痛が走るし、長い時間座ったあと立ち上がろうとすると、死の苦しみを覚える。声を出さずにいられない。

よくよく考えると、以前も痛みを覚えた周辺の部位である。腰骨から5センチ位の左右だ。ここのところ根を詰めて仕事をしていた。この10日間全く運動していなかった。ほとんどがデスクワークなので腰に良いはずがない。

1日5キロ走ったり歩いたりのサーキットと筋トレ、週2回ほどジム通いしているとその習慣で月に一度程度の腰痛は忘れがち。歩行、走行、筋トレは腰痛予防として確かに機能していた。時々痛みがあるとジムに行けば翌日痛みはなくなるのだ。

しかしやっぱり起きるのだ。この激痛はたまったものではない。後期高齢者で姿勢の悪い方のご苦労が、大変さを感じる・・・いやっ、人ごとでない。

原因特定

この痛みの度合いはいつもと違うかも?と思いChatGPTで調べてみる。思い当たるのは「筋肉系の肉離れ」、または「ぎっくり腰」だ。痛みは骨から来るのではないが、かなり神経的な痛みが感じられる。どちらかまだ特定できないが、ここで調べたもの記載しておく。

まずは、急性なのか、慢性なのかって言えば、急性である。
急性なら以下の3つが原因らしい。

• ぎっくり腰(急性腰痛症) → 急に腰に負担がかかる(重いものを持つ、急な動作)
• 腰の肉離れ → 腰の筋肉が損傷する(スポーツ、無理な姿勢)
• 圧迫骨折 → 骨がもろくなった高齢者に多い(転倒やくしゃみでも起こる)

ベッドから起き上がるのも急性の動作なのだろうか?少なくとも3番目の圧迫骨折ではない。骨密度は30代と自慢すべきものを持っている。

「腫れ・内出血があるなら肉離れ」「動けないほどの痛みならぎっくり腰」ががわかりやすい違いらしいが、腫れ・内出血は無い。動けないほどの痛みでもない。どうもしっくりこない。決めつけずにさらに深掘りしていくが、さてどうしよう。

医者にでも行くべきか?以下からの判断として、筋肉由来の痛みのようである。病院に行くほどではないかと考えた。

✅ 動いたほうが良い腰痛(筋肉由来の痛み)
→ じっとしていると悪化し、動くと楽になる

⚠️ すぐに病院に行くべき腰痛
→ 安静にしても痛みが強い・足のしびれや力が入らない・発熱がある

まっ、いつも通りの解決法で

いずれにしても、動けるのだから病院は後回し、仕事を続けるよりもジムに向かうと決めた。「動いた方が良い腰痛」として、さてどうなるか。

街で老人を見かけしんどそうに歩いていたり、途中で休んでいるお婆さんを見ると大変そうだなぁと可哀想な気持ちになる。いつかは私も・・・・と頭をよぎる。

「いや、でも私にはまだ先なのだ」、そうならないように、日ごろから歯を食いしばって鍛えているのだ。とは言え、こういうことが起きるのは高齢者に首を突っ込んでいるという事実を認識した方が良い。

人間食べられなくなったり、歩けなくなったり、獲物を取れなくなれば、死ね! 狩猟ができない、農作業ができないということ。つまり単なる消費者と化し、生産者としての価値がなくなるからか。子孫を増やし口は増えれば、食べ物も足りなくなる。当然のそんなふうにDNAが組み込まれていると考えた方がいいかもしれないなどと考えながら、いたわりつつ、いつもより少し短い歩幅でジムまで歩いた。

まぁいいか。要は「働け、役に立て、そして価値を生め」ということか・・・それを長く継続するには運動は欠かせないと言うことだ。

もはや天命と捉えて頑張ろう。

治るまで少なくとも1週間かかりそうなので、次回のご報告で。

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