大人の男のプライスレス 最終コーナーを回っても直線はまだ長い!
この1月10日のテレビ番組「カズレーザーと学ぶ新知識」で、大阪大学大学院の日比野先生が「エクソソーム」と「MSC療法」について紹介していました。 さすが先生、幅広く最近の再生医療動向をわかりやすく語っていたので、素晴らしいと思って観ていました。ただエクソソームは決して新しいものではなく、30年前に発見され、研究が進んできたものです。なかでも東京医科大学の落谷教授がエクソソームの権威として有名です。 エクソソームのように、まだあまり知られていない言葉がインパクトと共に視聴
憎っき内臓脂肪の話は以前も触れました。美しくない出っ張ったお腹にフォーカスを当ててきましたが、問題は私がそうであったように、あなたの命を蝕む、内臓脂肪は敵なのです。 男性だけでなく、女性にも 内臓脂肪が溜まりやすいのは男性です。腹がせり出てリンゴのような体型が訪れます。太るのが気になり始める40代以降、同時に身体の衰えては加速していきます。50歳半ばも過ぎるとますます加速度的に衰えると実感しますし、60歳過ぎたらもはや不可逆的です。毎年、歳をとるにつれ一年がとても短く感じ
内臓脂肪1kgの模型を脳に焼き付けろ 7,000カロリー相当、一日234カロリーを30日分で計算上なくせる。 (写真はNewspickより) 以前も書いた通り、体脂肪は持続的に減ってきている。 ジムに行くのに1.8キロを歩く、帰りも歩く。合計3.6キロ。 ジムで7キロ、しめて10キロ。ずっと走るのは嫌いなのでウォーキングとランをインターバルで繰り返す。 走るのは大嫌いだった。中高生時代にサッカーをやっていたのですでに人生分走りきったと思っていて、しかもそれで嫌いにな
〜「再生因子」は悩ましい患部/部位に届くのか?〜 この続編です。 身体の中で何が起きるのか? 2つの疑問が湧いてきます。 その構成物質は幹細胞が生み出すサイトカイン(タンパク質の一種)です。タンパク質が分解されてアミノ酸、さらに分解されてペプチドとなり、分子が小さくなれば吸収されやすくなることはよく知られています。肌や頭皮に塗布して吸収されるの?という疑問です。実は成長因子は幹細胞に集合をかける信号を出すのです。 それをパラクライン効果といい、直接拡散などにより患部近
~肌細胞が老化するから・・・だから細胞を蘇らせることが根本的な近道~ 今回は老け顔をあらわす「肌のシワvs ハリ」について検討しましょう。 目に見える肌、表皮は水分量でしっとりと美しい艶が出ます。新しいりんごと古くなったりんごの比較といえばわかりやすいでしょう。 顔は手や足よりも一番多く動かす部位で蓄積疲労も出やすいと言えます。噛んだり、笑ったり、目を凝らしたりと考えてみるとかなり忙しく動かしているのも顔の筋肉、それにつれて動く肌です。 その奥の真皮も水分量が大切なの
医療、または抗エイジング用として「幹細胞培養上清」の点滴がさまざまな医療施設で行われている。 この3年ほど、特にすごい勢いで拡大している。それについて経験と知識をもとに紹介しようと思う。 私が再生医療に関わり始めて4年になるわけだが、最初に点滴をしたのは2年半前である。なんと脳血管が破れるひと月前だ。写真は退院ひと月後だ。隣の女性は仕事仲間で彼女は美容目的だそう。かたや私の顔はドス黒い😅 はじめての薬剤を身体に入れるのは誰だって怖い。新型コロナワクチンでも同じだ。臨床治験
身体の組織、傷をよみがえらせる、 自身の内在するチカラを結集し、集中的に「再生」を働きかける。 たとえば、目に見えて老化が進む肌を支えるコラーゲンもエラスチンも生み出すのは線維芽細胞。 その線維芽細胞を増殖させるのは再生因子。 幹細胞による再生医療、そしてアンチエインジング美容を実現 私たちの身体はおよそ40兆個とも60兆個ともいわれる細胞で成り立っています。卵子と精子の結合によって生まれる胚細胞が命のすべてのはじまりです。その過程で成長を司るのが幹細胞です。幹細胞は必
内臓脂肪を駆逐! 美しい身体の追求において、走る一番の目的は毒をなす、毒をため込む内臓脂肪の駆逐だ。 本来なら皮下脂肪が全体的な体型の印象をもたらすので、先に皮下脂肪を落としたいのだが、獣を求めて長時間走り回る原始の時代から男性の生理上とも言うべきか、最初に燃焼されるのは内臓脂肪である。 内臓脂肪は溜めやすく、そして減らしやすいという特徴を持っている。 皮下脂肪は真皮の奥、皮下組織と呼ばれるところにできるわけだが、これはクッション材として身体の内臓を守るために必要だが、
加齢と幹細胞と関係について考察してみようと思います。 余命を考えはじめたり、身体の老化を考える上で鍵となるものです。世代間の違いに着目して今後どうすべきか理解して行動することです。 当然のことですが人間の成長は卵子の精子の受精、そして赤ちゃんから始まって最後は死に至ります。これは避けようのないことで、いかにその間、生命の仕組みを知りつつ身体を大切に、そして「人生を楽しむ」かということが大事なんだろうと思います。 あまり明確なデータは存在していません。調べれば調べるほど諸説
前回、身体の反応は歳と共に遅くなると当たり前のこと述べました。ところが脳は違う、朗報です。脳を壊してしまった経験から少しその話をしてみたいと思います。 人生の半分、40歳は身体の転換点 視力が良かった人も老眼がはじまります。動体視力などはまず若い人には勝てません。40歳を過ぎてプロ野球選手なら褒められます。当の本人はおそらく早い球、曲がる球を捉えるのに 厳しい思いをしながら頑張っているはずです。衰えは徐々にくるので慣れてしまう傾向にあるのである時気づくのです。 一方で経
以前、メタボ対策にスポーツジムに5年間通いましたが、2018年途中からは気の緩みから放置状態となり2020年10月末に倒れるまでの約2年半、悪行を重ねたことになります。 ジム通いの再開は今年の6月からですが、ジム備え付けのTANITA機器が新しくなってしまい、数字に整合性がないため新機種で1ヶ月だけの数字だけで見ます。 積み重ねこそが大事! 8月、1ヶ月間の結果と方法 体重 1.1 kg減 体脂肪量 0.9 kg減 体脂肪率 20.9→19.9% つまり1ヵ月間で
脳卒中を経て、メタボ脱却の取り組み・・・しかし単なるメタボ対策ではつまらない。 どうせなら美しくなる人生を同時に得た方が良いに決まっています。おとこ美容への努力はまた別の機会にお話しすることにしますが、実はエステティックな側面より「精神」が大事なのではと思っています。 大企業ではなくベンチャーにいますので仕事上、多くの経営者に会います。大企業ではとても残念なことですが取引先を選びます、安全、安心、効率を優先するので基本大手が多いわけです。それなりに学歴も教育も、となってど
一病息災、「死ぬかも?」の経験をどう活かすか。 言葉のとおり、一度の大病で気をつけるようになることで、 その後はなんとか健康に過ごせれば…きっと長生き(笑)と簡単に言えばそういうことでしょう。 かく言う私も企業でバリバリ働いていた55歳までとそれ以降では大きく心境の変化がありました。 随分と働きました、そしてその間、高血圧、高脂血症、糖尿病とメタボの3冠王を2度も達成してしまいました。この「2度も」というのがミソで1度目は克服しているのです。ちょっとした知識や経験と努力
醜い自分を二度経験 何か私が共有できるとしたら、 自分がミドルと認識した男性、できればなるべく若いうちに気づいてほしい、喜んでもらえるような内容したいと考えました。可逆性のない人生は一度きり、私にとっても誰にとってもはじめての旅ですし、これからもはじめての旅路が続きます。 たまたま60歳を過ぎてこんなことを考えるようになりました。それは60年以上の積み重ねが、形づくった結果が自分だと当たり前のことに気づいたからです。もっと早くやっておけば良かったと思うことばかりです。
前回の投稿からだいぶ時間が経ちました。 「死に損ない」経験を共有することで誰かの役に立てればと書き記したものですが、この間さまざまなトライアルは続けてきました。2年経ち、やったこと、出た結果も見えてきましたし、書いてもいいだろうという気持ちになりました。またゆっくりお付き合いいただけたらと思います。 脳卒中で倒れてから真剣に身体を変えないと考え、行動を始めました。 以下がおよそ2年の実績になります。身長170cmです。 ★ 入院時 体重79キロ、最高血圧160〜1
ある朝突然、からだの半分がうまく動かないことに気づきました。それは単なる疲れとか二日酔いではなかったのです。もしかして死ぬかも、いや意識が薄れて目覚めたら寝たきり!?、車椅子のお世話に・・と恐怖心が襲います。血圧が高いのを放っておくと・・・私の闘病をケーススタディとして健康を考えます。高めの人多いんだからお役に立てばと思います。 ある朝、右脳の中心部から出血して左手指、左足が突然うまく動かなくなり家内に救急車呼んでもらいました。血圧はどう考えても150以上ありそうだし、そろ