習慣化＝ここまでやったんだからもったいない【サンクコスト効果】

習慣化が人生を変える、唯一無二の方法！

こんなことが最近良く言われていますよね。
何かを達成したいなら、習慣化することが大事なんです。

たとえば、

「noteを毎日更新したい！」

と意気込む人がするべきは、

『PC（スマホ）で文章を書くことの習慣化』

が大事です。
そして、『PC（スマホ）で文章を書く』を習慣化させるには、

• 毎日同じ時間に、PCを立ち上げる。

• 毎日PC（スマホ）で少しでも良いので、文章を書き込む。

• 時間を作る（朝活をする、等）

などの方法があります。
しかし、こんなことよりも簡単な方法があるんです。

それは、

「ここまでやったんだからもったいない…」

という気持ちを作ることです。
いわゆる『サンクコスト効果』を使って習慣化させると言うことです。

サンクコスト効果＝パチンコ脳

サンクコスト効果とは、上記でも述べたように、今まで費やしたコストが惜しくなり、退くことができなくなる現象です。

たとえば、パチンコなどをやったことがある人ならすぐ分かると思います。

「もう3万も打ち込んでしまったんだ！こんなところで今更ひけるか！！」

と更に追加投資をしてしまう。こんなのはパチンカーにとって、あるあるですよね。
はい、こんな事をしていて、元手なんて返ってくることはないんですがね。

大体このパターンは、更に負けに負けを積み重ねる結果になる。
僕の経験上、このパターンだと倍の6万は負けるのが確定しています。

全くパチンコなんてするやつがどうかしてるんです。
僕はパチンコで、合計100万円以上は確実に負けている。

僕が15年前に戻れたら、僕をぶん殴ってでも、パチンコを覚えようとしてる自分を止めるでしょう。

「お前が今、パチンコを覚えることは、未来の100万円をなくすということだ！」

「いや、100万だけではない！パチンコに費やした時間は全く無駄になる！時間は絶対に戻ってこない！」

なんてことを過去の僕に言うでしょう。
３８の僕が若い人に言いたいことは、パチンコなんて無益な行為は絶対にやめましょう、ということです。

習慣化にはサンクコスト効果を利用する

パチンコの話しが熱くなってしまいました。
習慣化にはサンクコスト効果を利用することが大事なんです。

たとえば、現在僕は絶賛サンクコスト効果を利用して、noteの毎日更新をしています。
noteの毎日更新なんて大したことではない、という人も多いでしょうが、僕にとって毎日更新はかなり辛いもの。

ならどうすれば、毎日更新ができるのか。
それは、なんでもいいから毎日更新することが大事なんです。

「なんだそりゃ！それができたら苦労はないんだよ！」

と思われるかもしれません。
しかし、この毎日更新すること自体が、サンクコスト効果を利用するということになるんです。

noteの毎日更新をした人なら見たことがありますよね。

こんな画像を。
こんな風に、

『８６日連続投稿！』

なんてのを見たら、もう一度初めから、１日目になんて戻りたくないじゃないですか。
だから、ここまでやったんだからと、今日も更新ができるわけです。

サンクコスト効果は悪いことにばかり作用するものではありません。
習慣化させるには、サンクコスト効果を利用することが大事です。

あと少しで９０日連続投稿

ということで、僕がnoteで毎日更新を始めてからもう少しで９０日が経とうとしているんです。
３ヶ月毎日更新が、あと４日更新することで達成できる。

これを今、辞めるわけにはいかないじゃないですか。
今辞めたら、今までの努力が水の泡になる。

今辞めたら、これまでどんな眠いときも頑張って書いていた毎日が無駄になるんです。
努力が無駄になることはないでしょうが、どうしても今辞めることはできない。

なにより、毎日文章を書くと言うことを習慣化できているので、その習慣化をなくすのがもったいない。
そう、まさに『習慣化をなくすのがもったいない』という、サンクコスト効果が発生しているのです。

あともう少しで、９０日毎日更新。
一応のゴールは見えていますが、それで終わりにするのももったいない。

多分、９０日毎日更新を達成しても、

「９０日で更新を辞めたら、今までの苦労が無駄になる！」

というサンクコスト効果で、これからも文章を書き続けるのでしょう。
あれ？こうなるとどこがゴールになるのでしょう？

このままだと一生サンクコスト効果に囚われて、毎日更新を続けることになるのでしょうか？
あぁ、パチンコのように、心が折れるまで続けるのが正解かもしれません。

まぁ、それは、９０日を達成したあとに考えることにします。
とりあえず、あと４日。頑張ることにします。

元手、取り返せるかなぁ…。
ではまた。