見出し画像

苦手なことからは逃げ続けよう、という自己啓発

自分の得意なことで生きていこう。
自分が苦手なことからは逃げ続けていいんだ。

という自己啓発がある。
…いや、自己啓発でもないか、ライフハック的なものの一種かもしれない。

これ、どうなんですかね。
合っているんですかね。

まぁね、『自分の得意なことで生きていこう』というのは分かるんです。
そりゃ人間には、それぞれの個性があって性能が違うから、苦手なことをするより、自分が得意なことをしていた方がなにかと人生は生きやすくなる。

ただ、後者の『自分が苦手なことからは逃げ続けていいんだ』というのは、体のいい言葉にしか聞こえない。
苦手なことから逃げ続けている人生を送っていると、多分つらくなる。

逃げ続けていると、人生はもっとつらいものになる。
僕がそう。僕は逃げ続ける人生を送ってきた。

そうなるとどうなるか。
まぁ、ずっと自分の人生じゃない感で生きてしまうんですよね。

  • 自分の人生はもっと良くなるはず…

  • いつかきっと上手くいく…

  • 本気を出せばどうにかなる…

なんて、今の自分を肯定できないから、なんの確信も持っていない将来の自分に望みを託してしまう。
苦手なことから逃げ続けながらね。

苦手なことからは逃げ続けるものではないと思う。
苦手なことだから、正面から立ち向かうべきなんだと思う。

自己啓発を言いたいわけではない。
ただ、その方が自分にとってお得になると思うだけなんです。

苦手なこと=嫌なこと

ですよね。
ここから逃げ続けていると、本当に人生の中盤になっていつか本当にきつい時期が訪れることになる。

たとえば、勉強が苦手な子供がいるとする。
その人に、「勉強が苦手なら、やめていいよ」という人はいるだろうか。

いないと思う。
勉強が大事なことは、誰もが知っている。

自分の子供に、
「勉強なんて、やらなくてもいいんだよww」

と言っている親ってのは、その子のことをあまり真剣に考えていない人だと思う。
なので、苦手なことからは逃げ続けろ、と言っている自己啓発は危険だ。

気をつかなくてはいけない。
熱いことを言う気は一切ないのだが、苦手なことには立ち向かわなきゃ行けない時もあるのが人生だったりするんですよね。

僕は人生が苦手だ。
だからといって、ここから逃げるわけにはいかない。

いい年だが、立ち向かおうと思う。

ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!

コーシロー
サポートされると、僕が喜びます。僕が喜ぶと、文章のノリがポジティブになります。