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【ダサい考え】「うわーあいつあんなことに必死になってるよ」【FF7】

意識高い系をバカにしていた時代ってありましたよね。
僕が若い頃。20~30年以上前でしょうか?

スマートにやるのがかっこいい。
必死になっている人はかっこ悪い。なんて風潮がありました。

これ、今だからわかりますけど、やばい風潮ですよね。
バカがそのまま『必死はかっこ悪い』を額面通り受け取ると、

『努力もしないバカ』

が出来上がります。
はい、それ、僕のことです。

僕がなぜそんな考えに至ったかというと、周りの人間を下に見ていたから。
たとえば、学校の部活に必死になっている人を見て、

「たかが学校の部活に必死になってどうすんのww」

と思っていました。
斜に構えているのがかっこいいと思っていたんですね。

実際は努力をするのが嫌いなだけの、ダメ人間だったんですが。
んで、これって一体どこからきた考えなんだろうと思ったんです。

誰かモデルがいるのかと。
んで、僕が考えついた答えは、FF7のクラウドでした。

「…クラウドって誰?」

という人に説明すると、ゲームのキャラです。
ファイナルファンタジーってゲームにでてくる主人公。

決め台詞は

「興味ないね」

です。
そして、当時の僕には何事にも「興味ない」のがかっこいいと思ってしまったんです。

こいつです、こいつが犯人です。
僕は現在38才。こいつに出会ったのが中学生。

リアル中二病発症中の僕にとって、クラウドの存在はあまりにも影響がでかすぎた…。
正直今だにクラウドはかっこいいと思ってしまう。

思春期の影響って死ぬまで続くんじゃないか?
このままだと、じじぃになってもクラウドがかっこいいと思っているのではないか?
いやいやいや、笑えない。

話は戻りますが、必死になっている人をバカにしちゃいかんですよね。
今は、

「意識高い系をバカにしている人がバカだ!」

という考えを持っている人が多数の時代。
いい時代です。必死な人を馬鹿にする時代は古いんです。

必死になりましょう。努力しましょう。
努力を馬鹿にするバカには、『脳天直撃セガサターン』してやりましょう。

当時の僕に言えることは、

せがた三四郎のように熱くなれ

です。

ではおやすみなさい。

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