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妻と息子に板挟みになった時の、父親の振る舞いを考える

妻と4歳になる息子が喧嘩をしている。

理由は、息子が言うことを聞かないという、ありふれた理由だ。

どちらが悪いとか、どちらの味方をしようとか言う気はない。

どちらも言い分があって、どちらも自分が正義だと思っているから。

戦争にどちらが正しいとかはない。
どちらも自分たちが正しいと思って戦っているんだよ。

こんなことを言っていたのは、クレヨンしんちゃんのヒロシだっけ?

まぁ誰が言っていたとしても、正論だな、と。

そりゃね、息子が多分ワガママを言っているんだろうけど、ここで妻と二人で息子を攻めるのは違うと思う。


父親ができること

では、父親である僕ができることってなんだろう。
考えてみよう。


父親①なにもしない

なにもしないのが一番いい。

なぜなら、どちらの味方も出来ないのであれば、静観するしかないから。

ここで、「妻が悪い!」とか、「息子が悪い!!」とかいうと、それはそれで絶対によろしくない。

2対1になって、少数派になってしまった方は、面白くない。

息子の味方をしたら、妻がブチギレる。
妻の味方をしたら、息子があまりにも可哀想。

だからなにもしない。

なにもしないのには、もう一つ利点があって、それは、

お互いに、解決法を考える余地ができるから

これは特に息子に学んでほしいことではあるのだが、喧嘩をした時にどんな方法を使い仲直りするかを考えるのは、大事な学びのキッカケになり得る。

妻と息子が喧嘩したときは、なるべく静観しよう。


父親②少しのフォローだけ

とはいえ、何もしなさすぎると、これはこれでよくない。

なぜなら、家族が喧嘩したときに、あまりにもなにもしなさすぎると、シカトになるから。

静観は良いとして、これがシカトになると絶対に良くない。

静観は、見守る。
シカトは、無関心だ。

だから、シカトはよくない。

では、シカトではなく、見守る方法とはなにか。

少しばかりのフォロー

が大事だと思う。

先程、妻と息子が喧嘩したときは、息子が勢い余って泣いてしまった。

なので、妻が部屋を出ていった時、息子を慰めた。

こんな時、

「どうしてママが怒ったかわかる?」

とか、

「あれはママが悪いよね」

とかは絶対に駄目。

こんなときは、ただただ普通にお話をして、頭を撫でて慰めてやればいい。

こんな時に中立の立場の父親ができることは、ほんの少しのフォローだ。


父親なんて飾り

家族でいると、父親なんて飾りだ。

僕のようなアラフォーならわかる思うが、僕らが小さい頃なんてのは、父親が仕事でほとんど家にいなくて、母親が専業主婦という家庭が多かった。

こうなると、面倒を見てくれる人は、母親。

母親と一緒にいることが多くなると、どうしても父親なんてのは、影が薄い存在になってしまう。

現代はそんな家庭は少なくなっているのかもしれないが、今だにそんな風潮でいる家庭は多いだろう。

だから、父親は家庭において、飾りになりがちだ。

なので、飾りは飾りなりに、やれることをしよう。

飾りは、静観をしながら、少しのお力添えをしてやればそれでいい。

大丈夫。妻も息子も、自分で解決できる。
証拠に今は二人でカービィのゲームを楽しそうにしている。

結論。

『父親は信じるだけ』

でした。

お疲れ様でしたー。

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