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小田原・熱海へ、青春18きっぷで

友人から「18きっぷをシェアしない?」と声をかけられました。
さてどこへ行こうかと考えて、「江之浦測候所」をメイン観光にしました。

江之浦測候所は、最寄り駅が私の好きな「根府川駅」なのです。
JR東海道本線の根府川駅は、ホームから海が見える「映え」な駅なのですが、まわりには海と家しかない無人駅。
この根府川駅から、車で10分ぐらいのところに江之浦測候所があることを知りまして、ちょっと気になっていたんです。

HPを見ても「美術館?アート空間??」という感じで、いまいち分からない。
(気になる方は、↓のリンクから見てね)

ちなみに、行った後でも説明が難しい場所でした。

中学生以下は入場不可、午前と午後に1本ずつの無料シャトルバスは予約制です。
バスが小型なのですでに満席で、隣の真鶴駅からタクシーで向かいました。
(根府川駅にはタクシー乗り場がないため)

春休み終わりの平日だったので、人は少なめだと思いますが、外国人の方がチラホラと。
日本人でも知っている人は少なそうなのに、どこで情報を得るのでしょう…?

午前の部は10時オープンです。
少し早めに着いたんですが、まわりの桜が咲き始めているので、付近を散策。
入り口横の「明月門」の桜は、品種が違うのか満開でした。

室町時代のお寺の正門の再建だそうです

外国人観光客が、写真左奥の玉砂利に置いてある敷石の上にあぐらをかいて写真を撮っていて、そんなところに座っていいのかな?と思っていたら、スタッフの方が慌てて注意していました。

日本人なら、なんとなく感覚で「庭石に座ってはいけない」と感じますが、このような感覚って育ってきた文化で培われるんですね。
なんかバチがあたるような気がしませんか?(バチがあたるってのも、そもそも何なのだ、って思いますが)
逆に日本人が海外旅行に行った場合に、同じようなことをやらかしていると思います。

敷地内に入る時は、パンフレットと注意書きを渡されます。
正直、このパンフレットがないと何が何やらサッパリです。
日本に限らず各地から集められた、色々な時代の石や建造物が、敷地内にアートに配置されています。
そこらの石も、由緒ある石なんです。パンフレットによれば。

夏至がテーマの建造物だそうです

↑の写真の真ん中にぽつんとある影は、大き目の石に黒い縄がまかれています。
各所に置いてあって、ここから先へは行ってはいけないという「止め石」です。
注意書きなどで、景観を損なわないようになっているんですね。

この薄暗くて細長い道の先は、ガラス窓もなくぽかんと空いています。
晴れていたら、青い空と海が見えたのかも。

甘橘山 春日社

奈良の春日大社の分社?みたいです。
故郷・奈良に届くように「東京で元気でやっております」と伝えておきました。

HPに「見学所要時間は2時間~2時間半」と書いてあったのですが、1時間ちょっとで見終わってしまいました。
歴史や古いものがお好きな方は、もっと満喫できると思います。
敷地内は坂も多く、敷石の上を歩くので、歩きやすい靴がオススメです。

遠くに赤くぽつんと見えるのが、春日社

お天気が良ければ、景色を眺めながらボーっとできたかも。
桜は三分咲きぐらいでしたが、菜の花は満開でした。

旬のカマスフライ

旅のシメは熱海で。
駅前にショッピングモールが出来たんですね。
レストラン街の寿司屋で一杯やって帰りました。
(浜松餃子の店だけ行列だったんですけど、ここ熱海なのに?と思いました。地元の人が並んでるのかな??)

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