『猫に魔が刺す』2024.8/28(水)
せいひつです。
今夜はちょっと暗めのお話を書こうと思います。
じつはわたしは癇癪持ちで、ときたま誰もいない場所で叫んだりしています。
叫ぶ内容は、嫌な思い出を思いだしたときに、当時、悪感情をわたしに抱かせたひとを罵倒する言葉です。
ほとんど奇声に過ぎないのですが、家ではうるさく叫ぶので、家族は「変なやつ」だと思っているのではないでしょうか。
叫ぶだけなら危害が加わらなくていいのですが、機嫌が悪いときに猫に擦り寄られると、思わず叫んで追い払うときもあります。
本当によくないと思っているのですが、自分では止められません。
こういった症状は、歳を重ねてから、濃厚になってきたように思われます。
わたしの父も、癇癪持ちであり、子供のわたしもその性質を引き継いでいるんですね。
悪性遺伝というやつでしょうか?
「気が淀む」という言い方が当てはまるなら、お祈りの後の聖書関連の書物を朗読しているときに、テーブルに乗った猫がペットボトルのキャップを落としてきて……
その頭を冊子で叩いて、追い払ったり、なんてこともありました。
また、今夜も怒鳴ってしまったのですが、それは書店員とのやりとりをしただけの、何気ない日常……であるにも関わらず、わたしにとって不快な想いが募ったのでしょうか?
当たられる猫としては、とんでもない事だと思っているはず。
怒鳴った後は、いつも「ああ、やってしまったな……」と悔いて、謝りに行くのですが、毎回姿を見せてくれるわけもなく。
今のところ、ひとに危害のない癇癪ですが、猫に当たるのは嫌なので、機嫌が悪いときにはなるべく独りでいたい気持ちです。
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話題を変えましょう。
わたし以外の創作家の方々は、精力的に新作を投稿されてらっしゃいます。
が、わたしはというと、呟怖のツイッター小説とこの日記、そしてお絵描きをたまにするくらいです。
以前は、擬人化した猫の童話を書いたり、18禁のBL・GL小説を書いたり(いずれも短編、猫童話は短編のオムニバス)していましたが、今はすっかり精力も衰えた感じです。
ひとつは、仕事の量が増えたり、ひとに教えなければならなかったりで心的負担があるのも確かでしょう。
今は、「読み専」として、他人様の書いた新作や、旧作の短編・長編小説を、ホラーをメインに読み進めて、感想を書き、拡散させていただいております。
ただ、わたし自身が遅読家なので、みんなは回れないところが、心苦しいところです。
ご読了ありがとうございました。
創作も読書も、楽しくやっていきたいですね。