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【残り71日】サマンサタバサ再建に挑むコナカのビジネスモデル

独立してプロデューサーを目指しているKoseiです。
僕はこんな人間です!
▶︎プロデュースとスポーツが大好き
▶︎人と人を繋ぎ、共に成長することを大切にしています
▶︎ポジティブなコミュニケーションで良好な人間関係を築きます
▶︎趣味はバスケットボール、選手情報の収集・分析も得意
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はじめに

2024年も残すところ【72日】。皆さんは日々をどのように過ごしていますか?

四季報写経も1日5社ずつ進め、現時点で90社まで進みました。今回取り上げているのは株式会社コナカです。

株式会社コナカは、紳士服業界において「スーツセレクト」などの都市型業態を中心に展開している企業です。近年では、売上高が伸びつつも、営業利益はマイナスが続いており、経営再建を図るべくブランド集約や合理化を進めています。今回は、コナカの現状を分析し、仮説を交えてビジネスモデルを考察します。また、アナロジー思考を活用して他業界への応用可能性を探ります。

企業概要

  • 設立年: 1973年

  • 上場年: 1996年

  • 時価総額: 89.7億円

  • 売上高: 658億円(2024年予測)

  • 主力事業: 紳士服の販売(主に「スーツセレクト」)

  • 主な収益源: ファッション96%、フードサービス3%、教育1%

  • 営業利益: -9億1,200万円(2023年)

  • 特徴: サマンサタバサを子会社に持ち、ブランド集約や合理化による経営再建を進めている。オーダースーツの需要が堅調で、収益改善を目指している。

仮説①ブランドの集約と合理化によるコスト削減

結論

コナカは、サマンサタバサなどのブランド集約と合理化によって、コスト削減と経営再建を進めることが可能です。

理由

サマンサタバサは、バッグなどのファッションアイテムで知名度がありますが、近年は経営難に直面していました。コナカは、これを子会社として再建に取り組むことで、複数のブランドを共通化し、コストを削減する計画です。これにより、経営効率を高めるとともに、ブランドの再生が期待されます。

具体例

「スーツセレクト」とサマンサタバサを同一店舗で取り扱うなど、ブランド統合によってコスト削減を図りつつ、幅広い顧客層にアプローチすることが考えられます。これにより、販売効率が向上し、コストを抑えつつ売上の増加が期待されます。

仮説②オーダースーツの需要拡大による収益改善

結論

コナカのオーダースーツの需要拡大は、今後の収益改善に貢献する可能性があります。

理由

近年、個別のニーズに応じたオーダースーツの需要が高まっており、特にビジネスパーソンや特別なイベント用の需要が増加しています。コナカは、既存店でオーダースーツの販売が堅調であり、これをさらに拡大することで、他社との差別化を図り、収益を向上させることができます。

具体例

例えば、オーダースーツに付加価値を提供するサービスや、オンラインでの注文を強化することにより、顧客の利便性を向上させ、顧客満足度の向上とリピーターの増加が見込まれます。これにより、収益性の向上が期待されます。

仮説③店舗再編と小型店舗戦略による運営効率の向上

結論

コナカは、複数階の店舗を小型店舗に再編することで、運営コストを削減し、収益性を高めることができます。

理由

「スーツセレクト」の店舗は、都市型業態でありながら、複数階にわたる大型店舗が運営されています。しかし、消費者の購買行動の変化により、小型で効率的な店舗運営が求められています。これに応じて、店舗の再編を進め、1フロアに集約することでコストを削減し、収益率を向上させることができます。

具体例

店舗の立地をより効率的に活用し、商品陳列を工夫することで、小型店舗でありながら豊富な商品を展開し、顧客に訴求することが可能です。また、店舗運営の簡素化により、人件費や固定費の削減が期待されます。

ブランド再建モデルの他業界への転用

コナカが進めるブランド再建や合理化の戦略は、他業界にも応用可能です。例えば、家電業界や食品業界などでも、ブランドの共通化や合理化によるコスト削減が重要な課題となっています。
特に、複数のブランドを保有する企業は、ブランドの集約を進めつつ、経営資源を効率的に活用することで、収益性を高めることができます。さらに、オーダーメイド商品を提供する業界でも、顧客のニーズに応じたサービス提供が、競争優位性を強化するための鍵となるでしょう。

まとめ

株式会社コナカは、売上高は成長を続けているものの、営業利益の改善に向けた取り組みが求められています。ブランドの集約と合理化、オーダースーツの需要拡大、小型店舗戦略などを通じて、経営再建を進めることができるでしょう。また、アナロジー思考を活用すれば、コナカの経営戦略は他業界でも応用可能であり、ブランドの再生や収益性向上のための重要な示唆を提供してくれるでしょう。

今年の合言葉は「Keep Moving」。1ミリでも動き続けます!
”プロデューサー”におれはなる!!!

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