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「年金」考

先日、還暦を迎えたので
国民年金の任意加入手続きを行いに
区役所に行ってきた。

いつも一年分まとめての前納で
銀行からの自動引き落としにしていたのだが、
その口座は年金引き落し専用として
長い間、入金作業だけを行っており、
その間、長期の海外生活や
国内での住所移転などもあったため、
まずは銀行に行って
口座の住所と届出印の確認から
手続を始めることにした。

・・・だが、結果から言えば
この手続きは不要だった。

一応、国民年金の任意加入手続きには
身分証明書と年金手帳、
引き落し口座の通帳と印鑑が必要だと
日本年金機構のHPには書いてある。

しかし、
既に「マイナンバーカード」を
取得しているのであれば
国民年金の番号とカードは紐づけされており、
引き落し口座を変更しない限りは
通帳も印鑑も必要ないとのこと。

(更に言うなら
 「年金手帳」すら必要ない。
 既に全て電子化されているから)

なかなか、随分と便利になったものである。

朝一番に、区役所とは逆方向の銀行に行き
確認を取ってきた労力は・・・
・・・まあ、朝の運動をしたということで!(ワハハ)


60を過ぎてからの年金の任意加入申請には
いくつかの条件があるのだが、
一番大事な条件は
「国民年金を納入した期間が40年未満であること」
だそうだ。
(ただひたすら国民年金だけに加入していた場合。
 たとえ一時期でも会社で働き、
 その間、厚生年金に加入していた場合はまた違ってくる)

そして、国民年金の任意加入を行っても
40年分を超えて年金を納入することはできないとのこと。

うーむ、個人的には
払える間は年齢や期間に関わらず納入し続け、
払えなくなった(=動けなくなった)時から
年金の受給ができるようになればと思うのだが・・・

70だろうが80だろうが
バリバリ働ける奴はバリバリ働いて
仕事も余暇もエンジョイし、
本当に身体が動かなくなってきたら
そこで初めて
手厚いケアをしてもらうというのが
ある種の「理想の人生」ではなかろうか。

・・・もっとも
「なるべく年金納入期間などは短く済ませ
 さっさと年金暮らしに入って
 悠々自適に過ごしたい。
 できれば元気な内に年金暮らしに入り、
 遊びまくりたい」というのが、
どうも世間の主流という感じではあるが・・・

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