この気持ちもいつか忘れる 読書感想
自分の中に、香弥(主人公)と似たような考え方をしている部分を感じた。自分のことを客観的に見てるような気分になり恥ずかしくなった。
香弥のような考えを持つ人でも、チカのような存在を好きになるところに人間味を感じた。
香弥の生き方、考え方はなんとなく人間らしさに抗っているような感じがした。
「忘れても嘘にはならない」という言葉が印象に残っている。どこかで少し、忘れたら嘘になると思っている自分に気付かされた感じ。
話を読み終えた後、この本がどのように作られたのかを知って驚いた。本の作り方は色々あるんだなと新たな気づきがあった。
普通の恋愛の話だと思っていたが、普通とは一味違った恋愛のお話でおもしろかった。