![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156315253/rectangle_large_type_2_0b97914e71fd8eaab281130fda850e4c.jpeg?width=1200)
[日記]自分のホラー小説を久しぶりに読んだら意外に面白かった。
10月始まったねー!
皆、元気か!?
私は割と元気だよ!!!!!
この前まで気圧で死んでたけどね!
さて、今日は鬱陶しいくらい既に話した話をもう一度して皆の耳をタコ殴りにするね!
というのも最近、有料公開してた小説作品を全編無料公開したのである!
エブリスタにもあるよ。好きな方で読んでみてね!
……と、リンク貼りまくり祭りで皆をげんなりさせたところで。
今作「Stack Room150」は、お金のない私が何とか金にならねえかなと必死に頭を捻って作ったホラーオムニバス小説である。
しかし、まあ結局一銭の金にもならなかったので無料公開へと踏み切ったわけだが、無料公開にあたって割と結構良い感じにスタートを切っていて個人的には嬉しく思う。
コンセプトとしては、今作を作った当時にドハマリしていた「ウルトラQ」っぽさのある物を作りたかった。が、何か気づいたら特撮SFというよりホラーで怪異な路線になっていた。これはウルトラQではないっすね…。
書いてる時は、ぶっちゃけ「金が欲しい」の一心であり、したらばとにかく面白いものを作らねばと必死で、知人の助言と協力のもとで制作。
書いてる時から結構手応え自体はあった。
これは金になるぞォ〜と舌をペロリ…。
そうして金の臭いに舌ペロし、何話か有料で公開してみたはいいものの、結局金の臭いは嘘だったようで、しばらくしてから「あーこれは金にならないな…」と感じ、放置。どうせ誰も続きなんぞ待っちゃいないだろうと砂を蹴った。
しかし、秋に差し掛かってふと「でもどうせなら見てもらう機会がもう少しあってもいいだろう」と感じて無料で公開することに。折角作ったんだし、頑張ったし。お金にならずとも読んでほしい気持ちになってカクヨムやエブリスタにばら撒いてみた。
各小説サイトでの無料公開にあたって、自分でも3ヶ月ぶりくらいに読み直してみたが……。
なんか……割と面白いな、これ。
知人の意見やチェックがあったり、自身のいつもの「欲求」や「思想」を封印して書き進めた結果、自分が書いたとはあまり思えないような作品が出来上がっている。
勿論、通常運転で詰めの甘さとかはある。でも、ホラーなオムニバスのおかげで、いつもの「曖昧さ」が良い感じにぼかされてるというか、誤魔化されているというか。
ホラー小説好きからしたら「オメー舐めてんのか?」と胸ぐら掴まれるかもしれないが、私の欠点が良い感じにはぐらかされてる気がした。
私は抽象的で感傷的な表現が大好きなので、常世において曖昧な存在である「怪異」とは相性が良いのかもしれない。
実を言えば、私はあんまりホラー小説とかオカルト系の小説を読んだことがない。昔小学生の頃読んだホラー小説があまりに恐ろしかった感覚だけが残っている。
ホラー映画でいうと「リング2」と「死霊館」が好き。あと、海外ドラマで言ったら「スーパーナチュラル」が大好き。
この上記の作品の好みから見るに、私は「パワー系超常現象」が好きらしい。筋肉的なパワー超常現象で人殺したりゴリ押してくる怪異が好きなのだ。そして、それに筋肉と知恵と筋肉で対抗する主人公たちが好き。
「Stack Room150」も割とその気配がある。主人公達が怪奇現象に巻き込まれながらもその場のパワーで解決していくスタイル。不気味だが、力技が見え隠れする。そんな話である。
また、「Stack Room150」の良い所は、「私が好きなホラー要素」を詰め込みつつも、私のいつものテンションが死んでいる所である。
私のいつものテンションって、「男同士の熱い友情&恋情(;´Д`)ハァハァ」であり、「うちのオリキャラちゃんかわいいでちゅね〜♡♡♡」だ。クソ煩悩まみれ。
しかし今作に関しては、マジで一切そういう煩悩をスリッパで叩き潰しブチ殺して挑んだので、キャラクターに対して愛着が薄い。むしろ、今作のキャラクターでBL作るとか普通に寒気がする。こいつらはそういうのじゃない。マジで拒否です。
しいていうなら、作中に出てくる真木野というキャラクターが好きかなーくらい。
![](https://assets.st-note.com/img/1727746927-S98erZbLOUX6BNdzQui4cMoI.jpg?width=1200)
な?俺の好きそうなキャラだろ?
主人公である二人っていうのは、結構等身大でリアルな人間像だから何となく「スキスキ大好き♡」って言いにくい。
あと、知人が「こいつ絶対キャバ嬢とかに騙されてるだろwwww」とか色々リアルな男性像(特に性的な事情が多かった気がする)を口にしまくってくれたことで私の中の幻想が萎んだのも割と良かったんだと思う。
そうして、いつもの「理想幻想マシマシキャラクター設定」が萎え萎えでお陀仏になったからこそ、キャラクター同士の絡みもそこまで深くもなく浅くもなく…なものになって、物語の主軸である「怪奇現象」が際立ってくれた。
そういうのもあり、私が書いたとは思えない…はちょっと言い過ぎたかもだが、いつもよりすんなり読み直せる。オムニバス形式だからというのもあるけども、他人の目が一度入ってるから羞恥が少ない。
もしかして、自我を出さない方が良いもの書けたりするのか…?なんて思ってしまうよな。でも、「Stack Room150」書き終わった途端、反動でいつも可愛がってるオリキャラのBL妄想が一気にダムが決壊したように溢れてきてヤバかった。やっぱり我慢してたんだな…。
自分がどんな風に作品を書くことが良いのか、何だかあんまり良くわかんないな。煩悩丸出しで小説を書けばいいのか、それとも煩悩を潰してエンタメ特化な物語を描けば良いのか…。
まあ好きな時にどっちかをやればいいかなとは思うけどね。
有料記事やってみて、そうそう自分の文章が金にならんことはわかったのでね。気ままにやっていきましょうやと思った次第。
ちと、長くなりましたがこれで一旦終わりますぜ。
最後に、三人のイラストだけ載せとくね!
![](https://assets.st-note.com/img/1727748534-gndaTHukB7hPLioGjFSx2CVw.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1727748546-zgA34wVBFdGbPOeh8lT9DrZS.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1727748556-7pABcO06C5IyELnQgb9xYWSr.jpg)
10月も今作をよろしくお願い致します!
ではでは。