[日記]今日の凹みとケーキ作り
今日はイラスト本の塗りきってなかった1ページを塗り終わった。
作業のお供には葬送のフリーレンのアニメを見ていた。ある時、フリーレンのオープニングである「勇者」を初めて聞いてからずっと本作が気になっていたから。
あの曲の歌詞を読んだ時、フリーレンの事をほとんど知らないのにとても胸に響いた。何かわからない感動が込み上げてきて、「誰かが誰かを想い、未来に繋がっていく物語」なのだなと思わされた。
一応、今日までにワンクール分まで見たが結構面白い。フリーレンを取り巻く様々なキャラクター達の温かさが沁みる。
大切だった人達の「死」や「生」と向き合ったフリーレンの旅路がどうなるのか、今後の展開が気になる所。
それからフリーレンを見てる途中、来年の文学フリマ東京の案内があったので考えもなしに応募し、私はイラスト本制作費をロストした。
アニメ見てたからつい能動的にやってしまったが、これは普通に致命的なミスだと後々感じた。まだどうなるかもわからない予定を先に決めつけて、目標にしていたイラスト本制作の費用を使ってしまったのだ。
自分の考えなしの行動にかなり反省を覚えて、午後は絵を描く気力を失ってしまった。自業自得だが、自分の行動に凹み切ってしまったので、気分転換に下手くそなドライブに出る。
結果。
若干事故りかけたが気分転換の買い物は済ませられた。
料理をしようと思ったのだ。実は、明日オリキャラである嵐君の誕生日だから。ちょっとしたケーキまがいのヤツを作る練習をしようと思った。
結果。
台所がめちゃめちゃになった。
実を言えば、お菓子づくりがかなり好きじゃない。目分量で作れないからである。私はいつも料理は目分量で作っていて、細かい作業が苦手だ。
ゼリーは無限に作れる。最近はお湯と粉だけで何とかなるし。むしろゼリーしか作れない。
そんな私が唐突にケーキまがいのモノなんて作れるはずもなく。しかもロクに調べずに作ったのでドンチャカドンチャカ。台所が凄惨な状態に。
でも、思ったより上手くできた気がする。ので、明日デコレーションしてお祝いしたいと思う。実は色々揃えてきたんだ。へへへ。
お金はなかったんだけど、材料を買ってる最中に「嵐君の相棒である三代木君が一生懸命ケーキを作るシチュエーション」を思い浮かべてしまい一人で爆発してちょっと色々買ってしまった。
私がスーパーの製菓コーナーで悩んでるのに、相棒の影が重なって。「きっと相棒の三代木君も、嵐君の為に色々考えて頑張ろうとするんだろうな」と思うと微笑ましい。
といってもこれは全て妄想であるので、私は製菓コーナーでニヤニヤする不審者でしかないのが悲しい所だ。
そういう話を気分転換に書いてもいいかもしれない。などと思う。今日はもうイラストを描く元気があんまりないので。
嵐君達の出てくる作品「驚飆のガデン」に対する感情は幾度となく書いてきたが、やっぱり、私はオリキャラを生み出したことを後悔したくないからこうしてケーキを作ってみたりしてるんだと思う。
貴方が生まれてきてくれて、貴方と出会えて、私は本当に嬉しいんだよ。そう、伝えたい気持ちがたくさんあるのだ。
それは、他の誰に伝わらなくたっていい。馬鹿にされようとなんだろうと、ずっと私は私の作ったキャラクター達を愛していきたい。
私は私の大切な愛情を抱えていく。
それが、今の私の生きがい。何もない私を支えてくれる唯一の事だから。
というわけで、明日はド下手くそなデコレーションがなされたケーキもどきが多分日記に上がると思うので乞うご期待。
皆も葬送のフリーレン見よ。
ではでは。