[日記]帰ってきたウルトラマンを見始めた
昨日、新作である創作小説の試し読みを公開した。
夜中に試し読みを公開してから、ニチアサの為に必死で朝起きてリアタイして感動の末に涙を流した。
そこから夜更かしの代償というかのように半日くらいベッドで爆睡し、気づけば夕方。
早めに食事をとってから、半日爆睡したのを取り戻す為にイラスト制作の作業をした。が、寒暖差で身体がやられて2枚分下塗りして集中力が限界に……。
その後、知人との通話の約束をしていたので通話に参加。そこから夜中まで特撮ドラマの同時視聴会をした。
定期開催予定の特撮ドラマ試聴会であるが、新たに見始めたのは「帰ってきたウルトラマン」である。こちらは知人セレクト。知人は昭和特撮ガチオタで、「帰ってきたウルトラマンは是非見てほしい」と激推しされ知人と同時視聴で見ることにした。
私は「シン・仮面ライダー」の一文字隼人ショック以降昭和特撮に何作か触れていて、昭和のウルトラマンも一応順当に見ている。
今のところ個人的な最高峰はウルトラセブンなのだが、果たして帰ってきたウルトラマンはそれを超えてくれるのか……と思いつつ6話くらいまで見た。
感想としては、人間的なドラマの描かれ方が緻密であるなという感じである。
主人公は元一般人で、自身に身についてしまったウルトラマンの力を過信したり他の隊員と意見の食い違いで激しく衝突したりする。だが、等身大の人間として互いに信じ合う事も出来る。
初代ウルトラマン・ウルトラセブンとこの2つの作品においては、主人公達はスマートで超人的なエリートのように描かれている。ウルトラセブンなんかは、そもそも主人公が宇宙人という設定だ。だから、何処となく「圧倒的な英雄」らしさが強くあり、大きな憧れの象徴でもあった。
だが、帰ってきたウルトラマンの主人公はもっと人間味のあるキャラクター造形がされているように思う。もちろん彼自身にも「英雄」的な面があるが、突如身についたウルトラマンの力に翻弄される様子や、地球の危機に瀕しても一人の大切な女性を優先する様子、そして「ウルトラマンの力に頼るだけではなく、自分自身も強く鍛えなければならない」という心意気や泥臭い努力は、今までにはなかったものだろう。
また、個人的に良いなと思ったポイントとしては、主人公を取り巻く隊員や主人公の兄弟的な存在達の人間模様である。
隊員達とギスギスする面もありながら、それでも隊員達と主人公が信頼し絆を深めていく様子が多角的によくよく描かれている。
そして、主人公の兄弟的な存在の温かさや「帰る場所」としての優しさに溢れた様子を見ていると「主人公、ずっと無事でいてくれ〜〜〜〜」と願わずにはいられない。ウルトラマンの宿命を背負った以上無事でいられるとは思えんがな……。
まだ6話までしか見ていないけど、今のところ一番好きなキャラは主人公の兄貴分である坂田さんだ。
これは、私が好きな俳優である岸田森が演じているから……というのもあるが、言葉少ななのにめちゃめちゃカッコいいのだ。言葉少なに、表情と空気で語る。主人公の親のような存在として、頼もしく存在する。岸田森の演技の上手さには感服だ。
でも実は、特殊部隊に入隊した主人公が休暇で戻ってくるのを楽しみにしていたりする面もある。兄貴分だが、優しくて愛しい面が時々語られると胸が熱くなってしまうものだ。
帰ってきたウルトラマンに初対面して早々に推しが見つかってしまったが、今後もどんなキャラクターが出るか楽しみである。
長々と語ってしまったが、実はまだこれでも6話しか見ていないので今後物語がどう発展するのか期待が高まるばかりだ。
今後、同時視聴会は無限に続いていくと思うのでまた中間報告として何処かで帰ってきたウルトラマンの話をするかもしれない。
ていうか!それより早く仕事がなんとかなってほしい。ていうか何とかしている最中なので、特撮ドラマを見ながら奮闘していこうと思う。
私が瀕死になったらウルトラマンが助けてくれるかもしれない事を信じて……。
ではでは