SLAVE MEETINGに参加して。

今日はLUNA SEAのSLAVE MEETINGにオンラインで参加した。

私はまだLUNA SEAにガチでハマってから2年くらいしか経ってないんだけど、今回のトークライブを通して、30年という時間の中で積み上げられてきた歴史とか、各々の持つバンドへの愛情とか、色んなものをひしひしと感じた。

本当は、MEETINGに参加するのちょっと怖かったんだ。なんか、変な言い方だけど「本当に、こんなに愛してもいいのかな。」っていう気持ちがあったというか。

何かを愛することに躊躇いを感じがちな部分があるから、このMEETINGに参加することで、LUNA SEAを今までよりもっともっと深く愛してしまうことがすこし怖かった。

深く愛して、愛して、それでもいつか手放しちゃうかもしれないのが怖い。あんなに愛してたのに、って思う瞬間がくるかもしれないことに、怯えていた。

でも、今日のMEETINに参加して、沢山の笑顔や光をもらったとき、「いつかこの愛しい時間が過去になってしまっても、自分を許してあげよう」と思った。

愛しい時間は、いつか過去になる。恋した時間は、埃を被っていく。色褪せていく。それを切なく思う。

だけど、それでいいんだと思う。

ここ数年で「推し事」とか「推し」とか、いろんな言葉が生まれてきた。そこには、私の私見だけど「一生かけて、愛することを誓わねばならない押し付けがましさ」みたいなのを感じたりもする。そういう風潮は昔からどこにでもあったのかもしれないけれど、言葉になって明確に現れたのはここ最近からかもなって。

でも、いつか愛せなくなってもいいんだと思う。愛せなくなった自分を許してもいい。自分を許せたり救えたりするのは結局自分しかいない。

あるメンバーが、「過去は自分の意識次第で変えられる」って言っていた。その言葉をきいて私はすごく感動した。

この言葉を聞いたとき、「もう愛せなくなってしまったんだ」って罪の意識を過去に持つよりも、「あの時、命を燃やして愛していたなあ。すっごく、大好きだった。愛おしかった。」って言いながら過去を許すほうがきっと自分のためになるし、またアーティストのことを再度思い出せるきっかけにも繋がるんじゃないかと思った。

先日のライブで「過去に未来があった」という言葉が生まれたけれど、きっと私達の過去にも未来はあると思う。

愛おしい時間が、愛おしかった時間がきらきらした未来を作ってくれる。それを、LUNA SEAが教えてくれた。

と、なんか無駄に色々熱く語ってしまったのだが。

とにかく、感じ入る事が多い時間だったことはたしか。今年のLUNA SEAは今日で見納めで少しさみしさも感じるけど、きっと元気に来年また会えることを信じて、私も一日一日を生き抜こうと思う。

最後になりますが、本当に今日は楽しかったです。どうも、ありがとうございました。LUNA SEAに栄光あれ。

ではでは。

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