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2024年も バンガローでキャンプ

 今年も5月の連休に入った。ようやくキャンプの季節となり、好きな人は家でジッとしていられない。
 
 天気の良い休日、となりの家の旦那さんが、シュラフを干していたので、
「キャンプですか?」と聞くと
「いえ、登山です」と答えた。
そうか登山なんだ。

 普通、登山する人はテント泊と言う、キャンプとは言わない。
テント泊は登山の宿泊の一形態で、他に山小屋、野宿と色々ある。目的はあくまでも登山。

 今、キャンプと言えば、テントで泊まり、料理をして、飲み食いすることになっている。アウトドアのアクティビティーが目的でテント泊するのではない。だから、「登山です」というのも分かる。
私も昔はキャンプ(テント泊、バンガロー)+マウンテンバイクだった。

凄い積載量、このステップワゴンは2300 4WD

キャンプの定義を再び
 そもそもキャンプは団体行動だった。
「キャンプ」は兵士の野営。戦争の軍事基地の意味がある。
そう言えば、キャンプ座間(Camp Zama)と言う。ここは在日のアメリカ陸軍基地だ。 
 でもキャンプ横田とは言わない。横田エアベース(Yokota Air Base)と言う。ここは在日のアメリカ空軍基地だ。なるほど、空軍は野営しない。
陸軍は野営する、だからキャンプ座間なのかぁ、今頃理解した。

キャンプ(Camp)という言葉には、本来、「兵士が天幕に泊まって宿営している場所、あるいはその訓練を受けている場所」「人が集まる場所」という意味が含まれています。
日本キャンプ協会のキャンプインストラクター用テキストでは、自然環境のもとで、必要最小限の装備で生活したり宿泊したり活動したりすることをキャンプと呼びます。

日本キャンプ協会

 つまりキャンプ場に人が集まるのは正しい。キャンプ場はそう言う場所だ。これも今頃理解した。

 だとするとだれもいない場所でのソロキャンプは、なんだろう? キャンプではない。何故なら人が集まってない。
野宿 sleep in the open(野外で寝る)とでもいうべきか、どうだろう。
まあ、いいやぁ。ソロキャップ自体が新語だしね。

現在のキャンプ
 今、私がキャンプへ行こうと計画すると、それはバンガローに泊まることを言う。
これが今一番楽しいパターンで、年に2,3回はこの形のキャンプをする。

 子供が小さい頃は、テント泊でのキャンプもイベントとして楽しかった。でも、爺になるとテント泊は面倒くさい。もう十分堪能した。

 バンガロー内にコット(ベッド)をひけば、結構良い状態で寝られる。
私の経験上、テント泊での熟睡は難しい。歳を取った老夫婦にはキツい。
さらに鍵も掛けないで寝る行為は、女性や年寄りに今時は安全とは言えない。

バンガロー室内

 キャンプの楽しみは、近所の温泉に行き、星空の下で酒を飲み、美味い物を食べる。これで良いのだ。

昼はビール、夜はワインだ

 それとバンガローは戸数が決まっているので、混雑時でも周りが空いている。この事に最近気づいた。

 バンガローをテント替わりにしても、タープは必要だ。屋外では雨以外にも、上から鳥の糞はではないが、色々落ちてくる。
タープがあるとキャンプ感が出る。
タープは昔から風抜けのいいヘキサゴンタイプを使っている。

 夜の照明はやはりコールマンのガスランタンがいい。雰囲気がよくなる。
ポンピングして、あのオレンジ色の光と音と燃焼の匂い、私にとって必要なアイテムだ。

晴れるときもちいい
ランタンの下でシシャモを焼く

アウトドア機材
 昔、2000年位まで、焚き火で料理ということに全く興味がなかった。
煙くってしょうがない。当時は皆そう思っていたので、オートキャンパーは競って、コールマンのバナーを使っていた。
灯りはコールマンのガスランタン。
たまに使う200A 1971年製はすでにビンテージ感がある。

 今は焚き火台は持参するが、そこで料理はしない。マシュマロを焼いたりする程度。後は焚き火を楽しむだけだ。火を眺めながら酒を飲む。
焚き火台は、コールマン製を使っている。この円盤型はオシャレでいい。

コールマンの焚き火台

 料理用の炭焼コンロはキャプテンスタッグ製。自宅のBQQでも使う。丈夫で、網などの備品も手に入り易い。
炭は煙の出ない合成炭を使う。キャンプ場では炭も薪も基本灰にする。合成炭は一定時間で燃え尽きるので便利だ。

 昔から、炭などの燃えかすを残し捨てていくキャンパーは嫌われた。また遊び重視だと、灰の処理は時間がかかる。だからコールマンのガスバナーを使っていたこともある。

 私は、今でも燃えかすを残さないように炭も、薪も最小限でやっている。慣れるとその案配がわかってくる。もう40年近くキャンプをやっているので、そこは何とかなる。

キャプテンスタッグ製。手頃で頑丈、アミも取り替え品が安く買える

 朝ご飯や昼飯作り、コーヒーの湯沸かしには、SOTOのガスバナーを使う。普通のガスボンベが使える製品だ。

SOTO のバナーで朝食の調理

 五徳が分離したSOTOのシングルバナーは使い易い。
ケルトは昔からトランギアしかない。20年は使っている。
このデザイン、当時はトランギアだけだった。

ユニフレームの耐火テーブルとトランギアのケルト

 このユニフレームの耐火テーブルは秀逸だ。高さが丁度良い。2つ用意している。

 料理テーブルは今でもラレマンド ウッド ロール テーブルを使う。
テーブルクロスを広げて草花を飾る。これも20年以上使っている。

2004年頃、手前がラレマンドのテーブル

 最近売り上げが不調のスノーピーク、なんだかんだ言って、ここのアルミのシェラカップは使い易いし丈夫だ。スノーピークのアルミ食器は昔から非常にいいが、何故かステンレス製をメーカーは推している。

家族全員のシェラカップ

 夏、高原のキャンプ場は気持ちいい。ただ天候が目まぐるしく変わるので、テントだとかなり面倒となる。
 
 バンガロー内、夜はLEDランタンが便利だ。トランプで家族とカードゲーム。良い時間だと思う。

コールマンのLEDランタン

 大体、10時過ぎには寝る。そして3時頃、起きてトイレに行く。
八ヶ岳の方面の高原は、深夜から明け方に雲が切れることが多い。
見上げれば、夏なら天の川が見える。
写真はネットからだけど、こんな感じで、「今日もご苦労さんでした」

天の川

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