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雀のメモ帳 世界は地獄なの?
妄想ゲーム
色々と気になる事がある昨今、それに対する私の妄想。飲み屋で語るような与太話。
オートバイの値段
最近旧車のオートバイが高いと言われている。娘2の乗っているホンダCB223、10年落ちキャブ車なので、いじれるバイクだ。保険など込みで50万円弱の値段だったと聞いた。
しかし、タンクが劣化で穴が空き、交換にタンクが8万円した。部品が無いので高い。旧車の欠点は部品がないことだ。
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私が乗っていた40年前のホンダCBS750K2(17才のとき乗っていた)が現在500万円する。これが高いということだ。しかし50年前のバイクを完璧にリストアしたらそれくらいは普通だろうと思う。
しかし、なにもしてない現状渡しだったら、それは鉄クズと同じだからグラム単価となる。つまり売り側がインチキをするから旧車のオートバイが高いとなる。
怪しいインチキ臭いカスタムバイク屋、昔から車もそうだけど、儲かるからインチキする店も多い。
もう少し値段に関して考えてみよう。世の中には物価というものがあるので、当時の金額をそのまま比較することは出来ない。
私が17才だった1974年の学卒初任給は7万8700円、2024年は22万5457円。
これを基準とする。
1974年に私が中古で購入したホンダCB750K2 車検1年半 18万円だった。現在の物価価格だと52万円だ。 新車は50万円した。現在だと145万円の価格となる。
現行のオートバイ値段はどの程度だろう。 2024年製ホンダGB350が新車で56万円だった。想像したより高くはない。それでも旧車は壊れたら部品が高くなる。性能も劣る。乗るのが趣味なら最新モデルを買った方がいい。
ちなみにホンダCB750K2の完璧なリストア車だと500万円を越える。現在の物価価格でも新車の3倍以上する。高価なバイクだ。こうなると乗るバイクとは言えない。
私は買わないだろう。若い頃に散々乗っているので別にどうでもいい。
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原付バイクとモペット
原付バイクは排ガス規制の強化により、2025年11月以降は原付1種の生産が終了となる。そのため、原付の販売がなくなり、購入ができなくなる。
まずはスペックを比較してみよう。
ホンダスーパーカブ50CC 5馬力 値段 25万円 重量 78Kg
モペット 800w、約1馬力、 値段25万くらいする重量 35kg(電動機出力の0.75kwが1馬力)
どう考えてもスーパーカブの勝利
一体なのため、モペットを国はゴリ押しするのだろう。排ガス規制だという、世界の圧力。
私見だけど、トータルのCO2排出おいて、1リッター辺り180キロ走る頑丈なスーパーカブは排ガス規制で無くなるのは理不尽だ。
「カブは環境と、お財布に一番優しい」と思っている。
おそらく今後はマニア達のコレクションとなって、価格が高騰するのだろう。私なら中華製のモペットよりカブを選択する。
闇バイト
長年東京郊外に住む私だが、最近、強盗傷害事件が郊外の住宅地で多発している。この辺りはどちらかと言えば家族がいて、地元民が多い地域なので、無人の野菜販売などもあるノンビリした雰囲気のある生活圏だ。その平和を脅かす。由々しき問題だ。この要因は一体なにかを考えてみた。
10代、20代の若者が闇バイトをする。これもパパ活と同じで、犯罪名で書けばいいのにと思う。強盗傷害バイト、売春活動。しかし、この割に合わないバイトに何故参加するのだろうか、普通はその結果を考えればやらないだろう。匿名・流動型犯罪グループとは違うな。これも「トクリュウ」と言う。この手の言葉はホントに止めてほしい。
もしかして若者はニュースを見てないのだろうか。
若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」にて調査を行ったところ、ニュースを見る、たまに見るを含め高校生・大学生の9割以上が「ニュースを見る」と回答しました。内訳は高校生93.2%、大学生93.1%となっています。
次に、ニュースを見ると回答した人を対象に「ニュースを見る媒体」を尋ねました。その結果、どの性年代も「テレビ」が最も多く、7~8割の回答となりました。さらに男性は「ニュースアプリ」、女性は「SNS」と続いており、性別で違いが出ています。
それはないようだ。つまり犯罪のニュースとその顛末を知っている。では何故やる?
もしかして「ケーキの切れない非行少年達」
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本は読んだ。ただ内容として幾分自分の視点でレッテル貼りをしていると思える。その違和感は否めない。因果関係を示す数値データが少ない。これは日本語を読めない大学生の話と同じように感じる。
テレビで見る限り、犯人達は普通の若者だ。昔からの悪ではない、家庭環境が劣悪とも思えない。だったら何故となる。
その時、昔みたNetflixの「ブラックミラーシーズン3 秘密 "Shut Up and Dance"」が頭に浮かんだ。連想している。
物語の概要は、自分の自傷行為、不倫、小児性愛、PCからその秘密が漏洩し、その動画を世界に晒すと誰かに脅される。その誰かは最後まで分からないが、その指示により、一見普通の人達が、銀行強盗や殺し合いをする。
人を従わす手段
知らない言葉をつかい複雑に語る人は嘘つきが多いという。
仕事で、昔国営だった通信会社の情報担当と話たことがある。その男カタカナ英語を多用してよく喋る。その時は客先も入れた3社打ち合わせだった。日焼けしたその男の腕から見える派手なロレックス。私が苛々しだすと、帯同したエンジニアが、
「少し黙っていてくれます。話が見えなくなる」と怒った。
打ち合わせ後、T社から来ていた課長がぼっそと言った。
「詐欺師の典型だなぁ」
人に色々と思考させることで嘘を本当にする。その時は早めに言う。
「ちょっと何言ってるのかわからない」
ブラックミラーの物語は弱みを掴み、追い込んで従わせる。昔ながらの方法だ。
世界はなぜ地獄なのか
無理ゲー、親ガチャ そんな言葉の元になっている橘玲さんの著書も何冊か読んでみた。読む度に、どうしても途中で飽きる。無駄な思考をしている気がする。詭弁を繰り返されている、リベートをされている気持ちなる。
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私は実用主義なのか、違うな経験主義かな、自分が身をもって知らないことを色々と考えるのは無駄だと思っている。 つまり理論よりも自己の経験のほうを重視し、それによって物事を判断している。特定の人々、また海外での因果関係だけでの話だと飽きるのはそのためだった。
人を変えるには思想ではなく環境だと思う。
分断という話
今回のアメリカ大統領選挙を俯瞰してみた。
するとロバート・デ・ニーロ主演の映画「タクシードライバー」のラストシーンを何故だか思いだした。主人公のトラヴィスはラストに一体何を見たのか? 名シーンだなぁ・・。
映画『タクシードライバー』は、マーティン・スコセッシ監督、脚本家ポール・シュレイダー、主演ロバート・デ・ニーロの名前を世界に知らしめることとなった1970年代アメリカ映画の金字塔的作品だ。
ニューヨークを舞台に鬱屈したベトナム帰還兵のタクシー運転手の狂気を描いた本作は、都市の闇をあぶり出すスコセッシ監督の鮮烈な演出とデ・ニーロの魅惑的な演技が高く評価された。
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タクシードライバーは1976年の映画だけど、既に色々と分断していたアメリカ。分断していない期間ってあったのだろうか、今更、レイシズムの分断、金持ちと貧乏での分断と言われても、
「ちょっと何言ってるのかわからない」
簡単に「社会の分断」とステレオタイプに言うが、実際「分断って何?」と思ってしまう。
日本の分断
日本の分断は、戦後世代との歴史の分断がある。深刻な分断だ。
昭和世代は戦争を知っている。戦前、戦中、戦後の濃淡はあるが昔の日本を知っている。団塊ジュニア辺りから、昔の日本を知らない世代となる。戦争も日本の近代史も消えている世代。この辺りから日本の人として知るべき歴史が消えている。これを歴史の分断という。
これは教育のおかげだ。それがいいのか悪いのかは分からない。
戦後90年、教育は100年の計という。その結果がそろそろ出てきた。
先代のリソースを食いつぶす
どんなに資産家でも無能な子孫が3代続けば、その家は潰れる。これが日本という国になっている。私は2代目くらいだ。
祖先が築いた豊かな日本、彼らの人生、命と引き替えに今の日本がある。そのリソースをまるでバザー商品の様に食いつぶしている。自分達だけで食いつぶして終わりにするつもりなのかと思う。
「なるほど、だから少子化が止まらないのか・・」と妄想はここで終わる。
NO MUSIC NO LIFE
星くず 1977年 久保田誠と夕焼け楽団
黒い雲に包まれて
何も見えなくなったなら
僕のこと思い出して
名前呼んでおくれ
長い旅につかれて
道に迷ってしまったなら
僕の歌思い出して
口ずさんでおくれ
僕らはみんな星くず
陽の光を浴びて
お前も涙をふいて
歩き出すんだお前の道を