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単独スポーツを愛する女性となる 2020年2月3日
最近登山、カヤック、自転車と男子が孤独に楽しむスポーツ。そんなスポーツをほんとに愛する女性が増えている。
YouTubeの世界でその系の動画を公開している女性はも多い。
ここで娘1の話を少し紹介したい。
大学の同好会
息子(長男)のバレーボールの話で、高校の部活の話をアップしたが、大学ではバレーボールはやらないと言い切り、自転車の同好会へ入った。
「体育会に引っ張られるのは嫌だったけど、体育授業のバレーボールで、サーブを打ったらバレた」と息子の言葉。
さてこの同会、サイクリングで野宿しながら日本を旅するとか、大学のある藤沢から日本海までノンストップで300キロ以上走るとか、大学OBも含めた富士スバルラインのタイムトライアルとか、自転車の冒険的なイベント部だった。
野獣的な行動で獣系部とか言われている。ただ、女子も多く、息子は、部活漬けの中高時代と比べて、はじけていた。
「楽しいよ」そう言うと、大学近くの友達(男)のアパートに転がり込み、ほぼ行方不明な状態だった。
娘1(長女)の部活
*息子(長男)娘1(長女)娘2(次女)
さて、本題へ、娘1の話。彼女は小学校4年生の時、スイミングのコーチにスカウトされジュニア・オリンピックを目指して選手になり、高校まで競泳一筋の子だった。真面目な性格からやり始めたら、なかなか辞めない。
「なんか気がついたら、毎日泳いでいた」と娘1は言う。
夏のレジャーでキャンプへ行っても、私のマウンテンバイクのレースついでなので、子供レースに無理やり出されていた。これは我が家の子供達全員の話。「レジャーでストレス」とか娘1は言う 。
シマノの大会、男女混合。
そんな体育会系女子になった娘1だが、大学に入るとその風貌で、お嬢様扱いされていた。それでも部活は活動的なものにしたい、だけど水泳は止めて、兄貴のような冒険的な楽しい部と思い、自転車部へ入った。
この部だが、実際には競技部とサイクリング部に分かれていた。娘1は当然サイクリング部を選んだ。
しかし、娘1の大学のサイクリング部は緩すぎ、兄貴の大学のようなワイルドな活動はなく、日帰りお花見ツーリングみたいな感じであった。
元々が攻めていく部活を望んでいた娘1は、だんだんと競技部へ興味が移っていた。そして、妻のロードバイクを借りて、お試しで競技部の合宿に参加した後、結局ロードレースの競技部、体育会の方に所属してしまった。
その後、毎日の練習を開始した。そして高校時代と変わらない無骨な世界になっていた。
「私は、やっぱ負けず嫌いだから」と娘1は言う。
大学スポーツ
そのように育ててしまったから、しょうがない。私も協力した。
2015年は私も一緒に練習し、大学の手薄なサポートを手伝ったりした。大学スポーツは、箱根駅伝もそうだが、学連の試合を学生が運営しており、その分、卒業生や親のサポートで成り立っている。
海外の大学選手のような奨学金もなく、世界と比較してレベルが低い。そして、大学女子は選手層が薄い。だから、娘1もいきなりレースに出場しだした。
また選手層の薄さから、女子は大学同士の練習や合宿もあり、男子のプロ選手の協力とか交流も多く、その点では男子より優遇されていた。
初めての本格ロードレース(秩父宮杯)
一緒に参加した山梨の戦国ヒルクライムレース。ここで、高校のOGの上位入賞している女性と出会い。外資系の会社に勤めているその背の高い細身の美しい女性と友達になり、その生き方に刺激を受けていた。
神宮外苑クリテリウム、過去一番レベルの高いレースだった。世界で銀メダルの選手も参加している。
社会人になってもスポーツを愛する
社会人になってもこのスポーツをしたい、その世界にいたいと、その思いは続く。
入社2年目、宇都宮のジャパンカップで、就職先の外資系の会社の持つプロサイクリングチームのサポートをした。
これは、家族で応援に行った。その後、チームとの打ち上げにも参加させてもらい楽しんだ。
単独スポーツが好き
社会人になってからは、1年目で長崎へ赴任、最初は戸惑っていたが、地の利を生かして、天草でシー・カヤックを始める。冬場は山登りと、アウトドア系のスポーツを楽しんでいる。娘のスポーツの傾向として、自分へのチャレンジと単独スポーツが好きなようだ。海外では多い単独スポーツを好みとする独立独歩の女性。結婚をするとどうなるのだろうか、その辺りはわかりません。
ボルダリング中。