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500投稿到達の所感 「蛇口の法則」

蛇口の法則
 外で車を洗うとき、散水ホースの口を絞り込むほど、水の勢いがます。
蛇口の法則」と言っていいのだろうか、よく知らないが、つまり、色々な事において条件が厳しければ厳しいほど、アウトプットの勢いが増すことを比喩している。

 今テレビで観ているパラリンピックがそれで、その姿に美しさと強さを感じる。車椅子テニスの小田凱人選手、彼は大腿骨の摘出時、片側の腹筋も取っている。それであのバックハンド、どんな腹筋なのだ?そこが気になってしょうがない。無くしたものを補うため、違う筋肉を鍛える。それはハンディや怪我を克服する唯一の方法だ。
「俺にはわかる」

 蛇口が太い、つまり無制限で、なんでもありの場合、そこに美しさと素晴らしさを求めるには、マスを大きくして驚ろかす。それしかない。まさにハリウッド映画だ。金をつかう、資源を使う、人を使う。なんでもありだ。
私の趣味ではない。 

 小説だと、純文学などは分からないので、ハードボイルド小説を例とする。「暴力的・反道徳的な内容を、批判を加えず、客観的で簡潔な描写で記述する手法・文体をいう」その制限の中で面白い物語を書く。だからハードボイルド小説は面白い。

 私の好きなボストン・テランは、描く暴力も凄いが、その文章力で世界を満たす暴力と理不尽さを描いている。「その犬の歩むところ」これが一番かな。感動して涙を流した。

ボストン・テランのお勧め

自分の目指すもの
 
私はユーモア(humor)とウィット(wit)、日本語だと諧謔と機知にとんだ。そんな文章を書きたい。
その文章だけど、真面目な人には馬鹿にしているのかと思われる。また行間を読まない人には馬鹿だと思われる。結局、私は本当の馬鹿だったりする。それでも試みている。

 ただ今の所、その辺りを重視して頑張って書く方と読まれない気がする。
やはり、Noteのメインストリームの30,40代のビジネスパーソンには「ちょっと何を言っているのかわからない」となる。

 例・・・最近風貌が似ていると言われる「みうらじゅん」のベンチャービジネスの話。
「俺が知っているベンチャーは、昔は複数形だった。俺はアドベンチャーで、君達はベンチャーだから冒険もほどほどにしろ・・」

 今回は500投稿到達の所感だった。
さて、ここまで4年かかったけど、この4年は実生活においては怒濤の展開だった。一気に老けた感じがする。
「実際に老けている」と家族は言う。

怒濤の展開1
 まず会社を解散する。会社を畳むことは、思う以上に重労働だった。
「はい。終わり」とはいかない。ユーザー、関連会社、色々な影響があり、費用もいる。
IT関係の起業家は会社運営に長けている人間に任せて終わりにすることが多い。そして新たな起業をする。それだと会社を畳む苦労がない。
少し無責任だろうと思ったりする。

更に怒濤の展開2
 そして未だに総括されないコロナ禍、あの自粛とワクチンは?
それと同時に生死をさまよった心臓疾患、コロナ禍の入院、手術。
その後のリハビリ。
復活後、「人の運命は結局わからない」
そんな思いから、自粛期間でもアウトドア、シーカヤック、登山、友との再会。妻との旅行。

想定外の展開3
「これからも遊んで行こう!」
そんな志で生きていたが、先月半ば、68才の誕生日を向かえた後、普通に歩けなくなってしまった。
老人にはよくある話だ。

新しい病気
腰部脊柱管狭窄症」全く予兆は感じなかった。

症状 長い距離を歩く事が出来ない。背筋を伸ばして立ったり、歩くと太ももの裏から膝下に痺れがでる。
少し前屈みになり、腰掛けると痺れや痛みは軽減される。
椅子に座っていれば全く痛みはない。自転車にも苦痛なく乗れる。
つまり普通に歩けない病だ。

原因 加齢と労働、激しいスポーツ 一般的には加齢による骨を繋ぐ軟骨の劣化。

診察 MRIの写真で背骨を繋ぐ部分が明るい色はまだ健康な軟骨、黒ずんでいるのは、劣化している。
そして、背骨がズレている場所で狭窄が起きている。
元には戻らない。医師の話だと登山は上半身を倒す歩きなので、痛みは出にくいとも言っていた。骨盤の位置で痛み軽減するので、痛みの軽減の可能性はある。

MRIの一部

治療 とりあえず薬を飲む。

リハビリ 過去、何度も再起不能と言われたけど何とか乗り越えてきた。
しかし、その都度結構心が折れる。でも最後には立ち直る。今回もまたやるしかない。

 「朝、起きたら全てがよくなっている」そんな願いを込めて眠りにつく。
そして朝、何も変わっていないことに気づく。そして日々リハビリを重ねていくと、ある日、小さな変化に気づく。「あれ、少し痛くない」
そう願いたい。

今後の予定
 任意だけど病院でリハビリを5ヶ月やることにした。
2021年心臓リハビリを専門医にお願いした。その時、色んな検査もやって理学療法士の話も聞いたのが、自分の復帰にはプラスになった。それもあったから、またそうした。

 最近のネット情報は嘘が八割(安易な金儲野郎が増えすぎた)と思っている。専門家にお金を払って色々と教えてもらうのが一番安全だ。
今回若い理学療法士さんで、話あえそうで良かった。

 Noteもあるし、これもネタだと思えば良い。また運動も自転車(ロードバイクなど)普通に乗れる。スイムも出来そうだ。
スケートボードは無理。リハビリと運動のバリエーションの広さはトライアスロンや趣味のお陰だ。色々な趣味が私を救ってくれている。

水道の蛇口の法則に戻る
 今、蛇口がどんどん小さくなっていく状況だ。また水の量(生命力)も落ちている。これが加速している。
これを絵ずら的に説明すると「細い蛇口からぽとぽと水が出ている」そんな感じだ。
そして、いつかは蛇口が閉じる。または水自体が止まってしまう。
その時が何時かはくる。

終活
 この「終活」だけど、身勝手な遺産処理を言葉で誤魔化しているだけだろう。自分の死後も世界をコントロールする気満々だ。
そこにはユーモアもウィットもない。
それに活=「活動」とは積極的に動くことだ。そんなに動けるなら死なないだろう。もっと動け、そして生きろ。
だから「終活」って「ちょっと何を言っているのかわからない

2017年7月7年前 61才 

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