お袋の「エンディングノート」
多発性骨髄腫
2011年3月の大震災後、お袋が出先の道端やスーパーなどで貧血のため、何度も意識を失った。そのつど救急車で搬送され、私の携帯電話に連絡が入る。
そして病院へ駆けつける。基本仕事中なので、このままでは対応しきれない。そこで一度精密検査してよと言うことで、嫌がるお袋を強制的に入院させた。それが5月だった。
検査しても心臓、内臓とどこにも問題なし、でも貧血は治らない。結局1ヶ月近くの入院で、やっと分かった。それは血液癌、多発性骨髄腫だった。それもステージ4だ。
実際