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マーラー交響曲第5番5楽章(270文字)
清々しい朝がきて、朝陽に照らされて明るくなる。ここは楽園か…と思うような暖かくて広くて心地よい大地にいる。
マーラーの交響曲第5番の最後の楽章、5楽章の出だしにはそんな印象がある。様々な「圧」から開放されたような幸福感。
音楽について詳しいわけでもないのに感想を述べるなどおこがましいけれど、メロディに耳が馴染んでくればくるほど、じわじわとそんなイメージが強くなる。
噛めば噛むほど味わい深くなるスルメみたいに。
特にホルンの柔らかい音が好きだ。金管は音が大きくて勇ましく迫力があるけれど、その金管で優しく柔らかい音を出されると「ギャップ萌え」だ。