いったい何に囚われているのか?
がんじがらめで身動きがとれない。
こう思うことが今までの人生で何度かありました。
でも歳をとってその時のことを考えると、
自分で自分を縛り付けていただけのような気がします。
仕事では忙しい時に休みを取らないなどその場の状況に逆らえず、
やりたいことができなかったこともありました。
子育てでは、とにかく子供のことを最優先です。
自分のことは二の次どころか全くしない時代がありました。
対人関係ではトラブルを避けるあまり、
言いたいことも言えずに従うだけでした。
思い出したらキリがない。
確かに周りからの圧力もあったけど、
でも結局は自分が自分に手枷足枷をしていたのだと。
何故なら最終的にそう決めて行動したのは自分だから。
中には不必要な手枷足枷もありました。
でもそれも含めて手枷足枷をしたからこそ、
今の自分の幸せがあるとも言えます。
もちろん60代になっても相変わらず、
自ら手枷足枷をすることがあります。
ただ以前と決定的に違うのは、
これは「自分勝手にならないためのストッパー」
と前向きに考えてむしろ歓迎していることです。