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音楽は記憶のしおり

Voicyパーソナリティ、まいちんさんのジャーナリング企画に参加中です。


11/6〜11/10の5日間、毎日公式LINEで送られてきたジャーナリングテーマに沿ってジャーナリングをしています。


3日目のお題は「昔の苦い記憶」


ジャーナリングを進める中でとある記憶と音楽に行き着いたので、そこから感じたこと・考えたことをまとめておこうと思います。

(途中からジャーナリングの話から逸れていきます〜)


◇◇◇

昔の苦い記憶と言われてまず書いたのは、「苦い」ってどういう記憶?ということ。色々ネガティブな記憶を書き出してみたけど、全部苦いとは違う気がする。


イライラした記憶、悲しい記憶、痛い記憶(黒歴史)を思い出す時間は決して心地良いものではない。かと言って、トラウマな記憶もなく、ちょっとモヤモヤしながらも書き進めてみた。

すると、

「あ、昔の恋愛を思い出すと苦い思い出が出てくるかも」

という思考になり、昔の恋愛を引っ張り出してみる。


そしたら、ありました!
恋愛の苦い思い出!笑

20歳の時の人生初の彼氏の話。

何があったかは割愛するけど、とにかく最終的に私が振られた。しかも別れたのに同じクラスだったので、気まずいクラスメイト関係が続いた。笑



1番の苦い思い出は、クラス皆んなで行ったカラオケ。

当時の私達はすでに別れており、私はまだ恋心が残っている状態。一方元彼は、後輩の子といい感じになっており付き合うまで秒読み状態。

なんて地獄!笑


そんなカラオケで元彼と男友達はヒルクライムの「春夏秋冬」を熱唱していた。

(めっちゃ懐かしい!同世代ならわかるはず!)


ヒルクライム熱唱中に、突然男友達は替え歌を始める。(〇〇は元彼といい雰囲気の後輩の名前)


♪今年の春は〇〇とどこ行こうか〜?

♪今年の夏は〇〇とどこ行こうか〜?

♪ 春の桜も夏の海も、〇〇と見たい、〇〇といたい〜

あろうことか、同じカラオケの空間に元カノの私がいるにも関わらず、男友達は元彼の新たな恋を茶化す替え歌を歌い始めたのだ。

そして、まんざらでもなさそうな元彼のニヤケ顔。


あの空間に居た時の、悲しいやら悔しいやら、怒りやら、やるせない想い達。泣いたら負けだと思ったって、精一杯なんとも思ってない振りをしてその場をやり過ごした。


カラオケ帰りに女友達が「あれはひどいよ!こりこりがいるのにあんな替え歌歌うなんて!」と怒ってくれたのが唯一の救いだった。


◇◇◇

あれからヒルクライムの春夏秋冬を聴くと、一瞬であの頃の切ない思い出が蘇るようになった。トラウマの曲と言っても過言ではない。

当時は流行っていたので、街中やテレビ、着うた(懐かしい!)で春夏秋冬を耳にすることが多く、聴くたびに切ない気持ちになっていた。

数年経っても、たまに「2000年代ヒットソング」みたいな番組で一瞬流れただけでもモヤモヤした気持ちを思い出していた。

いつしかヒルクライムがテレビや街から流れることもなくなり、今回のジャーナリングをするまでこの曲のことは忘れていた。

ジャーナリングをきっかけに思い出したので、久しぶりに聴いてみた。
もう10年以上経ってるんだもん。
結婚もしているし、昔の彼氏の思い出でモヤモヤしないでしょ!と思っていた。


が!
聴いた瞬間当時の記憶がわーっと蘇る。
なんとも言えない切ない記憶、おセンチになった。


好きな気持ちを思い出したのではなく、カラオケ店でのあの空間や別れた後にすぐ後輩と付き合って、目の前で手を繋いでいる2人を見た時の悲しい記憶を思い出したのだ。

【音楽は記憶のしおり】

まさに音楽はしおりのように、20代の記憶を一瞬にして開いた。

◇◇◇

ちょっと切なくなったけど、もう10年以上経ってるので流石にすぐ切り替えられた。

「青春の恋を思い出したかったら、この曲聴けばいいのね」と思うと面白くなってきた。笑


苦い思い出をジャーナリングしてみた結果、苦い思い出は苦いままだし、それから得らた物は何もなかった。

ただ、一生懸命恋をして、失恋から立ち上がった過去の自分に「悲しかったよね、頑張ったね」と言ってあげたくなった。

そして一瞬で当時を思い出させる音楽の凄さ!たまにこういう経験するけど、改めて音楽と記憶の繋がりって凄いなと思った。


ジャーナリングでそんな気づきがあったのでした。


以上、私の過去恋愛話に付き合って頂き、ありがとうございました!笑

それでは〜♪




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