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夜勤で利用した部屋が真っ暗に… 思わぬところでリーディング・ネックライトとひのとが役に立った話
ここのところひのとで少し復活した感のある小理屈野郎でしたが、仕事で職場の他の方に勤務上のお願いをされました。
夜勤をすることになった
小理屈野郎の仕事では、夜勤やオンコールの仕事があります。
小理屈野郎は夜勤は仕事をしだして以来20年ぐらいはずっとしていました。頻度としては週1回程度でしたがあまり寝られない、そして朝早い時間に仕事が立て込んだりする、夜勤明けもそのまま普段の仕事をする必要がある など結構体力的に負担でした。
いよいよ持病も悪化しだした こともあって、3,4年前に夜勤は外してもらう ことにしました。
夜勤を外してもらった代わりといってはなんですが、月1回の土曜日午後の居残り業務、そして月1回の日曜日の昼間の業務を請け負っています。
その後も何度か夜勤業務をピンチヒッターで、とお願いされたこともありましたが平日の夜勤業務だったので次の日普通に働く必要があり、しばらく体調を崩しそうなので断っていました。
今回、他の方から依頼されたのは土曜日の夜勤。あいにくその日はそのまま日曜日の昼間の仕事も続けてこなす必要がありそうなので難色を示していたところ、日曜日の昼間の仕事と土曜日の居残り業務、土曜日の夜勤をトレードするのでどうでしょう 、といわれました。かなり切羽詰まってらっしゃったので、一日(結局日曜日は半日休憩になってしまいますが)ブレイクが入るので、久しぶりに居残り業務からの夜勤をしてみることにしました。
夜勤者用の部屋に入った
夜勤者には一部屋割り当てられていて、仮眠用のベッド、デスク、テレビ、冷蔵庫などが装備されています。また、シャワーや風呂もあります。ネット用のLAN端子もあります。
装備はそれなりなのですが、小理屈野郎が夜勤をしていたときのそれはかなりぼろぼろでみすぼらしかった ので、そのような状況も夜勤をするに当たって少し気が進まなかった理由 でした。
グレードアップしている
夜勤者用の部屋に入ってびっくり。テレビは壁掛けで30インチぐらいのものが装備されているし、デスクは仕事用の片袖のデスクの他に同じような大きさのデスクが横に置いてありなかなか良い感じ。冷蔵庫もかなりきれいなものに変わっており、ベッドのマットもグレードアップしています。
こりゃあ過ごしやすそうだ 、とのことで出張でホテルに泊まったときのように設営を始めました。
設営開始
出張のときのように次々に準備をしていきます。
ポケットルータ
夜勤者用の部屋には無線LAN設備がありませんが、有線のLANはデスクのところまで来ています。
出張時のようにポケットルータを設定していきます。
ポケットルータについては以前数度に分けて記事を書きました。
ポケットルータはUSB電源ですので、USBのアダプターを持っていって、ケーブルで接続。そしてLANケーブルでつなぎます。
ここで少し躓いてしまいました。
LANは業務系とインターネット系と2系統あって、表示をみているとどちらかよく分からない感じ でした。しばらくの間業務系の方につないでいたようで、うまくいけなかったです。
途中でそれに気づきLANケーブルを挿すソケットをもう一つの方にすると一気にネット環境が構築できました。
普段使っているノートPC
オフィスで使っているパソコンを持ち出してきて、設営。オフィスではデュアルモニタで使っていたのですが、こちらではシングルモニタで普通のノートPCとして利用 することにしました。こちらも動作確認でポケットルータをオフィスで使っていたのでスムーズに接続できました。Kindle電子書籍端末・タブレット
前に出張で使っていたのでその設定で逃げることが出来ました。
これで執務したり執筆したりする環境は整いました。
次は癒やしの環境を設定 していきます。
ひのと
まずはひのとを設置。
前回のnote記事でも書いていましたが、OD缶での燃焼を始めていました ので、周りのクリアランスなどをみて、設置するだけ でした。
リーディング・ネックライト
リーディング・ネックライトは持ってきて実際に執務するときに使うだけ です。
バッテリのインジケータがないので常にバッテリの残量には気をつけていて、夜勤者の部屋に入るときには満充電になるようにしておきました。
午後5時までの居残り業務については結構呼び出しがあり疲弊しましたが、午後5時を越えてからは本当に落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。以前小理屈野郎が担当していた夜勤の仕事は現場系の仕事だったのですが、今回担当した夜勤の仕事は管理系の仕事だった のでほぼよばれることはないとのこと。ただしよばれると結構な業務になるということでした。
Scribeでデジタル読書を愉しんだり、ポメラでnote記事を執筆し、それをノートPCで投稿・編集したりしているうちに夕方になりました。
この日の昼食と夕食は自宅から持ってきていたのでそれを電子レンジで温めたりしてゆっくりと食事をとりました。
その後またまたデジタル読書とポメラでの執筆にいそしみました。
自宅であれば、食器を洗ったり、乾かした後棚に入れたり、洗濯物を干したりと色々な家事があるのですがそれがないので非常に集中して、また、ひのとの炎を時折みることで癒やしを得ながら時間を過ごしました 。
いきなり真っ暗になる
調子よく時間を過ごしていると、突然照明が落ちました 。
このときはひのとを使っていたのと、リーディング・ネックライトを使っていたので(デスクにはデスクライトがありませんでした)、それほどびっくりはしませんが、あれまあ 、という感じでした。
外をみてみると他の館内の照明が落ちたりはしていません。部屋の暖房(電気での暖房です)も落ちていないようです。
さらに、他の夜勤者の部屋の照明も外からうかがってみたみたのですが落ちているような様子はなく、廊下の照明も落ちていません。結局小理屈野郎の部屋の天井の照明が切れた 、ということでした。
警備員さんに連絡して、おそらく蛍光灯が切れたので代わりの蛍光灯を持ってきてもらって替えてもらおうと思いましたが、どこに蛍光灯の予備があるのか分からない とのこと。
また代わりになる部屋もない とのこと。
ということはこの暗い部屋で朝明るくなるまで過ごさなければならない 、ということになりました。
ひのととリーディングネックライトの出番だ
ひのとでデスクの周りはほんのりと明るいこと、そしてリーディング・ネックライトは自分のみたいところを舞台の照明のように照らしてくれるので、これでなんとか乗り切れそう、という感触でした。この舞台の照明のような感覚については以前note記事でも話題にしました。
うっすら灯りコンボの使い心地
ひのとは真っ暗になるとそれなりに明るい
ひのとについては、火屋の中に収まる強調最大の炎の高さにしてできる限り灯りをとる方向で燃焼をさせることにしました。もし付属の充電タンクを利用しているとおそらく1時間前後しか持続時間が無いような炎の大きさでもOD缶を利用しているので充填の煩雑さ はありません。OD缶の持続時間をみる耐久テスト にもなりました。
リーディングネックライトは視線に追従する
さらにリーディング・ネックライトは、普段は左右両方のLEDを中ぐらいの明るさで使っている のですが、部屋自体がかなり暗い様子でしたので一番暗い設定でもぜんぜん問題なく利用できました 。
本体を首にかけて使う ので、これでキーボードを照らしていると、ポメラはぜんぜん問題なく利用できました。さらに周りが暗くなっているので没入感が非常にあって気持ちよかった です。
また、執筆状態から離れて体勢を替えても自分に光が付属しているようなものなので、みたいところが常に明るい という感じです。
目をディスプレイから離すとひのとが優しく、それなりに明るくデスクを照らしていました。
結構幻想的な雰囲気の中で3,4時間過ごした後、就寝 しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1671001509592-vw3uQNNifx.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1671001523902-59ukLGf4F8.jpg?width=1200)
朝の勤務終了まで特によばれることなく、愉しい時間を過ごしただけで夜勤は終了 となりました。
このときOD缶の内容量の減りはあまり実感できませんでした。使いだしたときもほぼ満量という感じでしたが、実質燃焼7,8時間で半分にも至っていない 、という感じでした。
夜勤後、普段の仕事の後片付けを少しして、午前10時ちょっと過ぎには職場を後にしました。
なんだか充実した夜勤でした。
真っ暗なら不満だらけだが
本来真っ暗なら不満と不安であふれかえりそうになるはず なのですが、今回はひのと、そしてリーディング・ネックライトがあったことと、ネット環境を完璧に整えられていたこともあって非常に快適に過ごすことが出来ました。
光、というのは人にとって大事なものだ ということを痛感しました。
真っ暗闇でひのとがともっているのをみるだけで安心しましたし、落ち着くことが出来ました 。
炎やそれによる光は精神的に安定をもたらすのではないか と考えました。
明るい中でも効果があった(前回のnote記事参照)ので、なおさらだったのでしょう。
リーディング・ネックライトは色温度を暖色系にしていても炎とはまた違った少し固い光 です。しかしそれほど気になることはなく、落ち着いて仕事をするには非常に良い照明 になったと考えました。
今回の夜勤者の部屋の照明の故障でふと思ったことは、この感じはおそらく本当の災害のときにももっと強烈に感じることではないか ということです。
大災害などの場合は完全に光がなくなるわけですから、そのようになったときにも今回のような対応をすれば良いのではないかと考えました。
大災害の場合は、ネットも止まってしまっている可能性があります。かろうじてスマホがつながっていれば、ポケットルータをUSB接続してテザリングを行うと、今回と同じような環境 になります(もちろんその場合はデータ使用量に要注意ですが)。
大災害のときのそれなりに安心 、と感じました。
まとめ
今回夜勤を久しぶりにすることになりました。
夜勤者用の部屋での執筆や執務の環境の整備について、そして突然巻き込まれた出来事(天井の照明の故障)について記し、照明の故障についてどのように対応をしたか、そしてその使い心地はどうだったかについて詳説しました。
出張用に、そしてちょっとした卓上の癒やしに、と思って導入した物品がいざというときには思いがけず役に立つことが分かりました。
電気が止まったときは電気を発電する、というのも一つの考え方ですが、キャンプ用品でOD缶などを利用し照明をとる方法も一つの選択肢だと考えられました。
ろうそくの火、的なものは原始的なものだけに意外なときに役に立つ ことが分かりました。
家にも一つぐらい装備していても良いかもしれない な、と思ったりしました。
癒やし、という意味ではもちろんのこと、最低限の光量を得るためにひのとをOD缶で使う、ということはBCPにもつながる な、と思い意外な視点に気づきくことが出来ました。
また、今年導入したものをかなり活躍させることで今回の出来事を乗り切ることが出来ました。色々と導入をしていますが、それなりに用途を考えて導入することの大事さそれらの織りなすセレンディピティも面白いと感じました。
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