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【イベントレポート】コレヲキニ#3 MEET-UP -集え日本代表-

コレヲキニの運営をしているキムキムです。
2019年1月から始動したコレヲキニMeet-Up#1、6月のコレヲキニDrive合宿に続き、2回目のコレヲキニMeet-Up#3が9月28日に開催されました。

今回のコレヲキニ#3 Meet-upと前回の大きな違いは規模です。前回までは内閣府の国際交流事業出身だけで活動していましたが、今回はトビタテ!留学JAPAN出身者とその他の海外経験者も参加。さらに、セガサミー様から協賛をいただき、会場は永田町GridからTunnel Tokyoになり、人数も前回の165名を上回る総勢192名が参加。まさに、この会場に日本代表が集いました!

また様々な分野で活躍する8名のOBOGを登壇者としてお招きし、規模・コンテンツ共に前回よりパワーアップしたミートアップを実現。コレヲキニMeet-Up#3を通して、コミュニティの一体感を感じています!

コレヲキニ#3 MEET-UPの概要

そもそもコレヲキニとは、内閣府青年国際交流事業出身の有志が始めた活動です。アルムナイ(事業出身者)同士の交流活性化を促すため、「コレヲキニ」という気軽な合言葉で人が集まり、繋がりを再発見し、参加者のアクションを応援するイベントを企画・運営しています。

■IYEO(日本青年国際交流機構):内閣府の青年国際交流事業のOB・OGから構成される組織。会員数は約17,300人。地域活性化・国際協力活動・次世代のリーダー育成に取り組む。各都道府県ごとで組織され、IYEO会員(OB・OG)それぞれが事業で培ったリーダーシップ・縦横のつながりを活かし、さまざまな活動を展開。

■トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム:文部科学省が2014年からスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度。2020年までの7年間で約1万人の高校生、大学生を「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」の派遣留学生として送り出す。

コレヲキニ#3 MEET-UPのテーマ

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コレヲキニのテーマは「気づく、つながる、これを機に」です。

気づく:社会起業、国際機関、副業、社内新規事業、世界一周、大学院留学など様々な分野で活躍しているOBOGのプレゼンを聞くことで、新しい刺激を受けられる!
つながる:出身事業のタテ、ヨコの繋がりだけでなく、事業間のナナメの繋がりがつくれる!
コレヲキニ:共通の興味関心を持った仲間を作り、一歩前に踏み出すきっかけが得られる!

ピッチパート

ピッチパートでは、内閣府の国際交流事業OBOGとトビタテ生8名をお招きしました。それぞれ自分自身の人生の岐路、過去・現在・未来について話していただきました。

「危機を機会に」進み続ける

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Hyejung K Yoon 2012年度日韓交流事業

最初の登壇者は、2012年に日本・韓国青年親善交流事業に参加したHyejung K Yoon(ユレ)さんです。

「私カタコトだからちょっと聞きづらいかも!」

開始早々めちゃめちゃ笑顔で、流暢な日本語で話すユレさん。

韓国出身で、外務省・内閣府の日韓交流プログラムに参加後、日本で飲んだビールの味が忘れられなく、キリンビールに入社。最初は営業として、市場荒らしと言われるくらいに成績を上げました。現在はマーケティング担当として、ブルックリンビールの普及に努めています。会社の中で唯一髪を染め、社内では社員のお手本として称賛され続けています。

誰から見ても順風満帆な経歴を持つユレさんですが、実は浮き沈み(ターニングポイント)が激しかったようです。

大学一年生になるまで一度も海外に行ったことがなく、日本語が大の苦手でした。専攻していたコンピューターサイエンスが合わなく、毎日が葛藤の日々。2008年にワーキングホリデーで日本へ渡航し、初めての海外を体験しました。日本の生活に順応していく中で、2011年の東日本大震災を経験。友人のほとんどが帰国する中、日本で暮らし続けました。

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様々な逆境を経験してきましたが、今もまさにどん底にいるようです。
「でも、これから上がります!」と、底しれぬ自信がまざまざと感じられます。

ユレさんの「コレヲキニ」は、「危機を機会に」です。

ヒマラヤ山脈を登ったときに、山道は人生に似ていると気づきます。
上り下りを繰り返す山道と同じように、人生もピークがあれば、落ちることもあります。

「下がっていても落ち込まない」
「辛いときこそ大きなチャンスを描く」
「今の自分ができること、小さなアクションから始めていく」

どん底に落ちたときこそ、小さなアクションを積み重ね、這い上がるだけです。

今を悩むからこそチャンスがあります。
特に、何かをしたくモヤモヤしている人は、今がチャンスです。

まずは自分のできることから始めましょう!

未完成力がこれからの社会で必要になる

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Cosmo Takagi 2016年第28回世界青年の船 2017年トビタテ留学JAPAN第6期

笑点のBGMと共に登場したのは、高木超(コスモ)さんです。
コスモさんは、慶應義塾大学政策・メディア研究科特任教授およびSDGs-SWYの共同代表を務めています。

コスモさんは大学卒業後、市役所に勤務。16年に参加した世界青年の船を通して、自治体こそSDGsが必要だと気づきます。17年に退職後、トビタテ留学JAPANで渡米し、国連インターンを経験。19年2月から現職として勤務しています。鎌倉市SDGs推進アドバイザーに加え、ミレニアル世代を中心にSDGsの達成に向けて取り組む団体、SDGs-SWYの共同代表も務めています。

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コスモさんのテーマは、「未完成力」です。
未完成力とは、単なる実力不足ではありません。目指す理想の姿から逆算してアクションを起こす力です。SDGsでいうバックキャスティング思考に該当します。

ある日、コスモさんはウェブサイトを作りたいと思い、周りに発信してみると、たまたまトビタテの友人がサイトを作ってくれました。自分で発信することで仲間が助けてくれたという経験から、未完成力こそがこれからの社会で必要と考えました。

元々完璧な人はいません。「お金がない・英語が話せないからできない」と思う前に、理想の姿から逆算し、未完成を力に変えましょう。そして、少しずつできることを積み重ね、自分から発信し、足りないものを補えば、自ずとゴールに近づきます。

筆者自身もできないときこそ、できることから始め、周りに助けを求めることが現代社会に必要だと感じました。変に自己責任が横行している日本社会では、人に頼るのを良しとしない風潮があります。核家族化が主流になり、子育てで孤独・ストレスを感じてしまう親御さんがたくさんいます。児童虐待などの問題が起きても不思議ではありません。困っているときこそ自分から発信しましょう。

そして、SDGsとは、2030年に向けた未来の設計図であり、理想の姿です。17の目標に対し、最初はできない中で少しずつ積み上げて、理想の形へ持っていきます。未完成力と同じです。

しかし、17の目標に対して、どうしても人は他人事と思ってしまいます。
例えば、貧困問題の場合は、自分とは無縁のものだと考えがちです。そこで、重要なのが自分も貧困問題の一部と考えることです。今自分が着る服が貧困層の子どもたちが工場で作ったものなら、貧困問題に関わっているといえます。その中で自分が今できることは何かを考えましょう。

50%の胸板と50%の笑顔で子供に勇気を与えるヒゲ男

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Kosuke Nakano 2018年第45回東南アジア青年の船

現在日系企業に勤務している中野さんは、誰が何と言おうと決してヒゲを剃らない信念を持っています。現職に加え、日ASEAN青年国際交流推進機構の代表も務めています。

「海外へ行きたい理由は何か」
様々な理由があります。
中野さんにとって、海外へ行きたい理由は、友達に会うことです。

その信念の元、中野さんが最近始めたのがSee you soon Projectです。東南アジア青年の船に参加した経験・ネットワークを活かし、手紙・オンラインで日本の子供たちと海外の子供たちを繋ぎます。そして、子どもたちが直接現地へ行き、交流を重ね、将来世界へ飛び出すきっかけを作ります。現在は、福島とブルネイ、愛知とミャンマーで活動を行っています。

今後は、ASEAN10カ国まで拡大していく予定です。

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中野さんが思う「コレヲキニ」とは、

「世界を変えようとしなくていい」
「人生をかけなくていい」
「子供たちの笑顔と期待」

「自分のできることをやること」です。

「子どもたちの笑顔と期待に投資したい」という思いで、自分のできることを着実に少しずつ実行に移しています。

最後に、中野さんからお誘いがあります。
「ちょっと好きな国の文化を子どもたちへ教えませんか?」
少しでも興味がある人は、中野さんへメッセージください!

本田圭佑が出資!ホームシェアリングサービスを展開している起業家

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Hidetaka Ko 2015年トビタテ留学JAPAN 3期

洪さんは、学生時代にトビタテ留学JAPANで米国シリコンバレー留学を経験。現在は株式会社ダイバーシーズ代表を務め、ホームシェアリングサービス「Homii」を展開しています。

留学で人生が180度変わり、本田圭佑から出資をもらい、会社を設立。トントン拍子で上手くいっているように見えますが、1年前は全くの正反対でした。

留学で人生が変わった洪さんは、留学経験者と留学をしたい人を繋ぐオンライン相談サービス「Diverseas」をリリース。しかし、投資家に全く見向きもされず、全く上手くいきませんでした。

原因は、「勘違い」

留学で変わったというのは、表面的な部分で、氷山の一角でしかありませんでした。
そして1ヶ月半腹落ちするまでじっくり考えました。そもそも人間が変わるというのは、自分の住む場所と交流する人が変わることだと気づきます。

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「留学でスタンフォード大学の寮に住んでいたときも、現地の学生と人狼ゲームをしているときも、全てそうだった」

そこで、開始したのが「Homii」です。
Homiiは、自宅の空き部屋を外国人に貸すホームシェアリングサービスです。
下宿文化をアップデートすることにより、人への留学を実現。

混ぜる暮らしで人生・社会を豊かにします。今後も更に事業拡大へ前進していく洪さんを応援しましょう。

人生100年時代〜常に自分をアップデート〜

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Ayumi Maruyama 2016年トビタテ留学JAPAN第5期

亜由美さんは、25歳の早期退職から武蔵野美術大学へ進学し、トビタテ留学JAPANでドイツへ留学。卒業後、東京都主催Tokyo Startup Gateway 2018、経産省主催ヘルスケアビジネスコンテスト2019 アイデア部門にて優秀賞を受賞。ヘルスケアに特化したデザイン会社「トリプル・リガーズ合同会社」を設立しました。

新卒で入社した外資系製薬企業Rocheでは、遺伝子の検査機器のトップセールスにまで上り詰めました。

そこで、「自分で検査機器をつくれるようになりたい」という夢を抱くようになりました。

しかし、会社を辞める勇気がなく、悩む日々を続けます。

ある日出張先から新幹線で帰るとき、たまたま隣に座っていた人から

「叶えたい夢はある?」

「2回目の人生があるなら、デザインをやりたい」

「人生に2回目はないよ」

その言葉がきっかけで、すぐに会社を退職。武蔵野美術大学に進学し、トビタテ留学JAPANでドイツへ留学しました。

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大学卒業後、大企業へ行っても何一つ決めることができないと思い、自分自身で会社を設立する道を選びます。
現在は、ヘルスケアのアプリやヘルスケアイノベーションのロゴデザインを手掛けています。加えて、血糖値を測るイベントを開催するなど、糖尿病予防の活動を広めています。

今後は、イタリアの食科学大学へ行き、3つ目の学位を取り、2024年に新しく会社を創業する予定です。

「人生100年時代」

常に自分自身をアップデートしている亜由美さんの今後に目が離せません。

人生の歩き方と異世界の歩き方は似ている

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Rei Okajima 2015年航空機(ラトビア)派遣

学生時代にラトビア航空機派遣に参加した岡島さんは、欧州系スマートウォッチ事業のプロダクト責任者やフリーランスとしての働き方を経験。新卒入社した外資系大手メーカーでは、新卒史上最速で昇進を果たしました。現在はFinance職に就いています。

岡島さんのテーマは、「人生の歩き方・異世界の歩き方」についてです。

「異世界は単純で、現代社会は複雑」

異世界では、キャラ選択・レベルアップ・武器強化・仲間といっしょに強い敵に挑むことなど、楽しいことが盛りだくさんです。

実は現実もゲームと楽しみ方が同じです。

人とのコミュニケーションや職業選びなど、人生を楽しめます。しかし、少なからず現実では悩みが生まれます。なぜなら、選択肢があるのに、誰も選択の仕方をしらないためです。楽しかった人生の1ページはみんな教えてくれるのに、人生の楽しみ方は誰も教えてくれません。

「どうすれば人生の楽しみ方が見つかるのか」

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カラバス効果というように、人間は自分が気にかけていることに反応しやすい生き物です。そのため、人は見ようとしたもの・自分の意志で望んで見たもの以外見えません。

では、「何が人生を複雑にするのか」

人の意見・メディア・風潮、周りにあるもの全てです。

周りの意見を聞くのは決して悪いことではありません。
しかし、聞きすぎると人生をさらに難しくします。

道を選ぶにも、どんな人生を歩むのも自分次第です。

元ひきこもりが語る「どっちの失敗がワクワクするか」

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Naoki Asami One Young World 第5期日本代表

One Young World事務局に務めている直樹さんは、好奇心旺盛タイプのチャレンジャーです。

溢れんばかりの好奇心でチャレンジしたのが全米50州の議員に電話し、トランプの大統領就任式に出席したことです。選挙現場で言い争いをする人をニュースで見て、「お互いに良いものを持っているのに、イデオロギーの違いだけで言い争う」ことに関心を持ちました。普通であれば、米国籍がないと行けないはずが、ユタ州とワイオミング州の議員から招待を受け、トランプの就任式に出席しました。

そんなクレイジーなことにチャレンジする直樹さんは、中学生のときに約1年半不登校・ひきこもり生活を経験。一念発起して、高校・大学へ進学しました。その後、アジア・欧州の教育現場を取材し、1万人近くの小中高生や保護者へ講演してきました。現在は、フリースクール・オルタナティブ教育のポータルサイト「マナカタ」を運営。学校以外の学ぶ場をシェアしています。

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直樹さんは自分の好奇心と信念の赴くままに行動してきましたが、不登校支援をするまでは自分の進路に迷いがありました。1、2年ほど前、輝いている仲間とくすんだ自分を比較。コンサル会社の内定を辞退し、NPO活動と仕分けのバイトの毎日でした。活動はいつも空回り。内定を蹴ったことの後悔が募り、自分の未来に対する不安でいっぱいでした。

そこで、気づいたのが「道の迷い方」を変えることでした。

就職or内定辞退、留学or日本、起業or不登校支援など、人生は岐路の連続です。
しかし、苦しかったときこそ全てが活かされます。

どっちへ転んでも必ず成功と失敗があります。それなら、どちらも失敗すると考えれば、自ずとおもしろい方を選ぶはずです。失敗をすれば、その経験が絶対に誰かの支えになります。

「もし、あなたが人生の岐路に立っているなら、どっちがワクワクしますか?」

やりたいことへ旅をする冒険家

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Masato Nakamura 2009年第21回世界青年の船

最後の登壇者は冒険家のマサトさんです。マサトさんは2年半の間、世界一周を経験。100以上の国へ旅をします。その後、好きな世界へ旅するための移動式学校「世界一周学校」を設立。その他に、南極マラソン、サハラ砂漠マラソン、ボクシングなど、数々の未知なる世界へ挑戦し続けています。

マサトさんのやりたいことへ旅をするきっかけは、高校までに遡ります。中学までサッカーをしていたマサトさんは、プロサッカー選手になるという夢がありました。しかし、レギュラーになれないという不安からサッカーを諦めてしまいます。
本当にやりたいことはサッカーしかなかったマサトさんは、スポーツ科の大学へ進学しました。しかし、大学でもサッカーにチャレンジできず、就活も入りたい企業がわからず、悩む日々。

「何のために生きているんだろう」

「生きてる意味ってあるのかな」

「死ぬ意味ってあるのかな」

思い悩んだ末、マサトさんは1つの答えにたどり着きます。

「やりたいことをやるしかない」

書き出してみると、以下の4つだけでした。

世界中に友達を作りたい
英語を話せるようになりたい
きれいな海を見たい
輝いている自分になりたい

やりたいことの第一歩として、単身フィジーへ旅立ちました。フィジーでは、様々なカルチャーショックを受けます。特に、道で音楽を聴き、コーラを飲みながら楽しそうに働いている交通整備のおじさんを見て、「大人になっても仕事は楽しいんだ」と気づきました。

また、ケレケレという「お前のものは俺のもの」精神の文化があります。優しいジャイアンのようなものです。たまたまお金がなくバスに乗ってきた人にお金をあげた友人に驚き、「生きること」について考えさせられます。

大学卒業後、不動産のベンチャー企業に3年間勤務しました。

その後、
「サッカーをやめた後悔をしたくない」

「誰かが言った”いい”ではなく、自分の”好き”を選びたい」

サハラ砂漠マラソンや、キルギスでロバを連れて旅をするなど、100%やりたいことに常に挑戦し続けてきました。

サハラ砂漠マラソンでは、1mmでも進むという思いで走破。世界第2位に輝きました(下から2番目です笑)。

ロバと旅したときは、3時間で50mしか進まず、挙句の果てにロバに逃げられ一文無しに。そこで、キルギスの家族の元で暮らします。全員で写っている写真の顔がかなりそっくり。笑

現在取り組んでいるのは、ご縁つなぎプロジェクトです。今までの出会いと旅で、様々な人のご縁に恵まれました。そこで、日本・世界の友達からもらった5円玉とコイン100万枚を使って、世界地図のモザイクアートを作ります。それを2020年9月の国際平和デーで展示する予定です。

5円玉、または世界のコインを持っている人は、ご縁玉つなぎプロジェクトにぜひ参加してください!

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最後に、マサトさんが今後を背負って立つ若者へ伝えたいことは、

「正解ではなく、挑戦を」

常に自分の「好き」へ挑戦しましょう。

以上で8名全員のプレゼンが終了しました。

囲むパート

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登壇者を囲むパートでは、座談会形式で参加者の質問を登壇者が答える形式で、悩みや人生の楽しみ方をシェアしました。

①直樹さん
直樹さんを囲むパートでは、現在運営している「マナカタ」のついて説明しました。

直樹さん:「マナカタ」は、学校以外で輝ける人を応援するプラットフォームです。不登校はどんな側面からでも考えられます。例えば、家電製品が好きでたまらない小学生の男の子は、大人から見れば面白いと思います。しかし、どうしても学校では浮いてしまいます。そのため、学校では合わないことが問題ではなく、価値となる社会づくりを目指すつもりです。

②マサトさん
挑戦を続けるために、どのようにモチベーションを維持していますか?

マサトさん:それが100%やりたいことかが大切です。成功しそうだからやると、1%でもやりたくない気持ちが存在します。そうなると、壁にぶち当たったときにやりたくないと思ってしまいます。もし、それが100%やりたいことなら、壁を乗り越えることしか考えません。やりたいことの純度、どのくらいピュアかが大事です。

③中野さん
選択肢がありすぎて、大学の自分の専門性に悩んでいます。

中野さん:選択肢全てをやった方が良いと思います。まず、ポジティブな理由は、やっておけば、そのうち身になり、自分のキャパも知れることができます。ネガティブな理由は、 1個に絞ったらその道のトッププロになるとは限らないことです。1つに絞るのではなく、全て実行に移してみる。そして、それを組み合わせておもしろいものができると思います。

④洪さん
本田選手から出資をもらった話を聞かせてください!

洪さん:元々本田選手のTwitterとメルマガをフォローしていました。米国にいるときに、サンフランシスコにいることを知ったので、「99%返信来ないけど、1%は返信来る」のを信じて、メッセージを送ってみました。すると、返信が来て、会うことになりました。

準備として、 FBのTシャツを着て、いかにも勉強している姿を見せようとしました。

本田選手「洪さんなんで僕に会ってくれたんですか?」
洪さん「(こっちが聞きてえよ!)」

食事をしながら、自分のやっていること、事業を説明しました。本田選手も人の思いの根幹にあるものを重視しているので、自分の情熱・コアにあるものをアピールしました。

各テーブル、様々な学び・発見・刺激があったと思います。参加された方々それぞれがコレヲキニで得たものを次につなげてほしいですね!

クロージング

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クロージングとして、コレヲキニの運営を統括しているYujiから今後の展望について語られました。

コレヲキニの今後のミッションは、チャレンジできるプラットフォームを作ること、誰かの「これを機に」を生み出す機会を提供することです。

変化するライフステージの中で、人生のどんなフェーズにおいても安心してかつ気軽に「これを機に、やってみよう」と思える場をつくり、同時に、今まさにアクションを起こそうとしている人の挑戦を応援していきます。

そして、全世界に広がるこのグローバルなネットワークを活かして、何か面白いことをしていきます。内閣府国際交流事業、そしてトビタテ!留学JapanのOB・OGプラットフォームは、まさに人材の宝庫だと誇らしく思っています。それぞれの場で活躍する人を巻き込んで新たなムーブメントが起こせると確信しています。そのため、コレヲキニMeet-Upを一回きりに終わらせる予定はありません。

コレヲキニは、誰もがエンパワメントされているコミュニティづくりができるようを目指します。みんなが「良いね!」と共感し合えるできる世界を目指します。

「そのためには、1つお願いがあります。私達”コレヲキニ”のファンになってください。

コレヲキニは活動をさらに大きくすべく、社団法人化を予定しています。
新規事業も近日リリースするのでお楽しみに!

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