見出し画像

おい!人事が就活の答えを教えるってよ!を始めようと思ったわけ

はじめまして、「おい!人事が就活の答えを教えるってよ!」です。

最初の投稿は、「就活の答えを教えてしまおう」と何故考えたかを記載したいと思います。

この記事は、就活中あるいは就活準備中の学生さん向けに書いております。

プロフィール(自己紹介)

まずは、私の簡単なプロフィールから。

大学卒業後、一貫して人事畑を歩んできました。

外資製薬→自動車メーカー→IT企業で採用責任者、その後は多くの企業の採用に貢献したいと考え独立。

その後、現在まで大手からベンチャー、様々な業界の120社以上の採用コンサルタントして、採用設計だけでなく、1次から最終の面接官として、数えきれないほどの学生さんとの面接を経験してきました。

20年以上新卒採用に関わり、今でも現場にいるため、「企業が求める・刺さりやすいトレンドの回答」や「実際に役員が絶賛した学生の回答」を沢山知っているのが私の特徴です。

さて、少しずつこの投稿の本題に入っていきたいと思います。

就活面接の質問は20年以上変わらないが・・・

皆さんもご存知かと思いますが、就活への規制やルールは少しずつ変わってきてはいますが、就活で聞かれる質問は、私が知る限り20年あるいはそれ以上変化はありません。

「ガクチカ」「自己PR」「志望動機」「強み・弱み」etc 私も長らく面接官をしていますが、同じような質問をしています。

しかし、毎年決まった質問がされるということが分かっているにもかかわらず、ほとんどの学生さんは「面接官が欲しいところまでの回答」が出来ていないのが現状です。

簡単に言うと、回答が「浅い・薄い・ずれている」ということです。これは大手・中小などの規模や業界での差はありません。もっと言えば、学歴・理系文系・学部・男女等で比較しても変わりはありません。

逆に「面接官が欲しいところまでの回答が出来ている学生さん」は全体の2割程度。これも学歴などで比較差はありません。この層は当然就活で無双状態です。

響かない回答をしてしまう当たり前な理由

何故なんだろう?と考え始めました。
「あらかじめ問題が分かっているのになぜ??」

私なりに考えた結論は、そもそも「質問の本当の意図」「本当の模範解答」が共有されていないからだと。

大学受験などの過去問は赤本でしっかり問題に対しての「答え(模範回答)」や「問題の意図」が解説されていますよね。

ただ、就活に関してはWebや本等で「よく聞かれる質問」は共有されていますが、それに対する「質問の本当の意図」が示されておらず「本当の模範解答」が共有されていません。

確かに、Web、就活に関する本などで、それらしい答えや模範解答が記載されていますが、執筆した人が質問の本当の意図を知らないまま書いてるので、学生さんの感想は「当たり障りない回答だな・・・薄くない!?」「これ自分で言うの寒くない!?」等、納得のいかない内容ばかりになってしまっています。

※少し横道にそれますが、「自己分析」「モチベーショングラフ」とか書いてある記事や本は沢山見受けられますが、私からしたら、そこから面接での質問の答えにどうやったら辿り着くのか不思議で仕方ありません。一生辿り着けないと思われます。

さて、皆さんはこんな経験したことありませんか?

うまく答えられたと思ったのにお祈りメールが…

就活でよく聞かれる質問。
「挫折の経験は?」「失敗経験は?」
ちなみにこれは、最終面接でおじさん(おじいさん)役員が大好きな質問です(笑)

就職本では、こんな風に書かれています。
・本当の大きな失敗(ミス)は言わないほうが得策
・なぜ失敗したかを特定する
・どのような手を打ったかを話す
・結果どうなったか、そこから学んだことを伝える

実は、上記のように伝えてもおじさん役員は全然喜びません。
それは「おじさんが欲しい回答が全くできていない」からです。

学生さんは何故「面接官の求める回答が出来ない」のか。
それは、面接官の「質問の本当の意図」が分かっていないことを理由とした、学生さんそれぞれのベストアンサーに辿り着けないためだと私は考えます。

学生さんが質問の本当の答えに辿り着くには、面接官の質問の「意図」を知る必要があります。意図が分からないまま・知らないまま答えてしまい、自分では「上手く答えられた」と思っていても、1週間後にお祈りメールが届く学生さんが非常に多いと思います。

私は非常に気の毒だと思い始めました。

質問の意図が分からないのは、目的地が分からないレースに参加させられて、自分がこの辺だろうと思ってゴールしたものの、「そこゴールじゃないよ」と言われたようなものですよね。

最後に

今まで、面接現場から「質問の本当の意図」「本当の模範解答」を発信された記事や本はほとんど無いと思います。私が質問の本当の意図というパンドラの箱をオープンにし、本当の模範解答を示すことで、読んで頂いた学生さんが正しい就活の準備をすることで希望する企業に内定を貰って欲しいと考えたのが、このnoteを投稿する理由となります。

これから、このnoteでは「よく聞かれる質問の本当の意図」と「本当の模範解答」を投稿していきたいと思います。これを参考にして頂ければ、誰でも就活無双出来ると思っています。是非次回以降の投稿も引き続き読んで頂ければ幸いです。

それでは、次の投稿で。










いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集