世界1の北レスを超える丹東の巨大北朝鮮施設が休館した理由を考える(2)
丹東高麗館からも近い
「中朝文化展覧館」はかつて世界1の北朝鮮レストランと呼ばれた「丹東高麗館」をも大きく凌ぐ巨大施設だった。
すでに閉館した丹東高麗館からもタクシーで10分くらいの場所にある中朝文化展覧館は丹東の旅行会社に確認すると一昨年12月末に休館したという。
てっきり新型コロナによる都市封鎖や観光への制限の影響だと思い込んでいたが、休館したのは2019年12月末、コロナ前だった。
丹東の旅行会社は休館の背景として不人気施設だったからと語っているが、人気、不人気よりも別の理由で休館したのではないだろうか。
休館理由は国連制裁履行?カモフラ的な休館だった可能性も
休館タイミング的に考えられるのは、北朝鮮国外で働くすべての北朝鮮人労働者の帰国を2019年12月22日までに完了させるという国連制裁の履行ではないだろうか。
振り返ると19年12月22日の国連制裁の履行直後、鴨緑江近くの北朝鮮レストランは一斉休店した。
特に丹東の北朝鮮レストランは世界中のマスメディアなどに注目されている場所なので注目をそらすためのカモフラージュ的な閉店だと思われる。
しかし、その直後に新型コロナ来襲で丹東は都市封鎖され強制休業となるも4月上旬にはいつの間にか復活している。
中朝文化展覧館も同じような感じで一次的に休館させたのかもしれないが、タイミングを逃したのか、いまだに再開できずに2021年を迎えている。
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