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【現像 #34】 開放F値 f/1.2で見える世界

はじめに

下記【現像 #12】でもf/1.2に関する記事を書きました。玉ボケを求めてほぼ点光源ばっかり。笑
今回は昼間の撮影でどのような世界が見えるかをお話したいと思います。





作品紹介

以下、全てF1.2で撮っています。極端な設定でどうなるか、「まずはやってみる」精神でやってみました。


つぼみが芽吹きに備えてるって感じですかね。それにしても主題ですらすぐにボケてくるという。F1.2恐るべし。


当たり前ですが、比較的等距離にある物は被写界深度に入ってきますね。その辺を頭に入れておくと、被写体にどう向き合うかを考えることが出来ますね。


左のボケはススキだったと思いますが、右のボケはなんだか覚えてません。でもなんか過度に玉ボケになって印象的な写真になったと思います。


「これ被写体にする?」って感じの物でも正体が分からなくなって、視線誘導も出来ていいかもです。笑

マンションの一角に並んでるアレです。笑


木漏れ日をぼかして。


丸いのゴーストじゃないですよ。手前にあったネジへの太陽光反射が玉ボケとなって面白い感じになりました。下半分のボケは金属平板からの反射です。大胆にぼかすと不思議な印象を与えますね。


普通に前ボケ後ボケで、チェーンの交差点に視線誘導されますね。


目と鼻の間がボケることで立体感、手がボケて奥行き感が出たかなと思います。


なだらかなボケがある事で、ピント面に視線誘導が出来ますね。


ちょっと離れたフォーカス点でも背景がかなりボケるので、人物を正面から撮っても大丈夫ですね。


見出し画像と同じ被写体ですが、フォーカス点をかごに向けました。光の反射が前ボケ的になって面白いですね。



おわりに

いかがだったでしょうか。
大口径レンズはイルミネーションの玉ボケも遊べますが、昼間もボケを活用することによって表現の幅が広がりますね。

今回も読んでくださり、ありがとうございます。


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Kordie
自分の物書きがお役に立てたんだなぁと、感無量になると思います。それを励みに頑張ります!

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