見出し画像

料理で海外旅行気分を味わう(その3)

私と夫は夫婦共働きの新婚です。さらに私は忙しいので有名な業界に勤めており、そこに飛び込んだばかりの私は四苦八苦しているところです。その中でも”夜ご飯をきちんとつくること”はなにより大切にしています。

これは妻はきちんとご飯を作らねばならないという呪いによるところは多少はあるのですが、それよりも仕事を中心とした生き方では削り取られてしまう”生きる営み”をきちんと維持するための自分の細やかな抵抗、そして純粋な料理をつくる喜びによるものといえます。

私は平日は作り置きして、週末は手の込んだ食事をつくることが習慣です。なお夫と私の料理負担は1:1で日替わりなので、平日の2-3食分と週末の1日が担当です。ここでは私の週末の成果物(と平日の作り置き)をあげていきます。和食はもちろん好きなのですが、あまり作ってません・・・。

ロシア:ボルシチとピロシキ

画像1

真夏ですがふと食べたくなりボルシチとピロシキをつくりました。ボルシチはビーツ缶さえあればあとはポトフやカレーと変わらず、簡単メニュー。ビーツ缶は成城石井で調達しました。ビーツの色は煮込むと落ちると聞いたので、汁は最後に投入しました。お肉は牛肉ではなく豚肉で仕上げてウクライナ風に。

問題はピロシキ。生地を置く時間が1時間、その他生地を伸ばしたり具をつくったりと思った以上に時間がかかり疲弊しました(パンなので当然)。なお揚げ物は健康の観点から避けているので、オーブンで焼くことに。

結果としてはピロシキが特に美味しかったです。焼き立ては神。両方とも冷凍保存できるので、多めにつくっておきました。

モロッコ:魚介のタジン

画像2

定番のタジンの作り方に、チキンの代わりに安かった魚介をつかって仕上げました。個人的にはチキンのほうが好きですが、魚介は魚介で美味しかったです。

モロッコ:パスティラ(鳩のミートパイ)

画像3

本当は鳩肉でつくるのですが、もちろん日本なので鶏肉で。シナモンで肉を煮込み、粉砂糖とシナモンを振りかけるお菓子みたいなミートパイです。日本の肉じゃがのような甘じょっぱい味付けですが、癖になる美味しさではあります。なおパイ生地ではなく春巻きの生地でつくりました。レシピはエンリケ・マルコスの小川シェフの本を参照しました!

なお、モロッコ料理はもう少し凝りたいと思いタジン鍋を先日投入・・・!

フランス:コック・オー・ヴァン

画像4

私が大ファンのえもじょわさん(Youtubeも素晴らしい・・・)のレシピです。鶏肉をとにかく赤ワインで煮たものですが、最後にダークチョコレートを入れるところが衝撃的です。

イタリア:アクアパッツァ

画像5

スーパーで鯛が安かったので作ってみました。レシピは適当ですが美味しくできました。オリーブとアサリは必須ですね。多分普通のトマトよりドライトマトやプチトマトの方がよいような気はします。

番外編:週末の作り置き

画像6

画像7

平日は本当に料理する時間がないので、週末に2時間程度かけて作り置きしてます。なお作り置きご飯もだいたい異国料理が中心で、もちが良く味が落ちにくいもの、冷凍できるものを中心にしてます。このときはラザニア、チキンオーバーライス(の下味冷凍)、茄子とひき肉のバジル炒め(台湾料理です)、きゅうりの漬物をつくりました。

これからも時折デリバリーに頼りつつ、どんなに忙しくても自分のプライドと楽しみである料理は引き続き楽しんでいきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?