今回は、あるデイサービスさんにご協力いただき、おばあちゃんが教えてくれた、ごはんとかぞくの記憶をまとめました。 教えていただいた料理は、おばあちゃんの勘と手つきで作り出せるもの。 到底その域には及びませんが、 おばちゃんの味と我が家の好みが混ざり合った、「こんな感じ」をお楽しみいただけたら幸いです。 ミヤ子さん 当時90歳のおばあちゃん 好きだから、よく歌うの 艶やかな声、はじけた笑顔がマスク越しからもうかがえる。 「嫁さんがね、ほんとによくしてくれてね。いつもは、
金子 真美さん mammy助産院 代表 普段は、ダッシュしてつくるから、飲みながらはつくれないけど、 あ~っついって日はね、プッシュっとしながらつくっちゃうよ。 今日は大根の煮物ですよ。家族みんな好きじゃないの! 私の母方のおばあちゃんがよくつくってくれたやつ。 大根とサクラエビを煮て、そこにさつま揚げとかその時の安いものをいれて、つくってくれたんだけど、 何にもない時は、大根とサクラエビだけ。 お嬢様だったから、料理はあんまり作らない人だったんだって。 私が助産師の学生
1.ごあいさつはじめまして。 日常料理研究家のサトウサキです。 【KOOU】(呼応・コオウ)の屋号で食にまつわる活動をしています。 https://koou.shop とは言っても、前職から引き続き小学校で非常勤講師をしながら、少しずつのスタートです。 2.前職:小学校教諭のころ担任の頃、要領がいい方ではない私は「やらねばならない」仕事の多さと「これをやる意味は」と疑問に思いながらも、掘り下げる余力が残ってない、そんな毎日から、子どもに伝えることがどうにも苦しくなってしまう