見出し画像

チャーハンを作るということ

チャーハン。それは嫌いな人がいないと言われる完璧な料理。しっとり派、パラパラ派があるにせよ、それが出てきた瞬間人々は笑顔になる。

そんなチャーハンを無性に作りたくなるときがある。

1.チャーハン作りで精神統一
フライパンを振っている瞬間、無心になれる。一心不乱に鍋を振り続け、お米と具材が混ざり合っていく姿を見守る。そうしているうちに、グチグチ行ってくる上司や電車で靴を踏んできたあいつを忘れることができる。
黄色い服を着た米粒たちがダンスをしている姿を見ると気分が上がる。たぶんヒップホップ。自分はその軽快な踊りを操る。DJのように。

2.チャーハン作りで創作意欲
チャーハン作りの可能性は無限大。キムチチャーハン、高菜チャーハン、納豆チャーハン。毎日のように新しいチャーハンが生まれていく。自分もチャーハンクリエーターになりたい!
創造心が掻き立てられ、チャーハンの冒険に挑む。キャベツに天かす、紅生姜を加え、味付けはお好みソースで。そう、お好み焼き風チャーハン。我ながらナイスな発想!匂いも見た目も完璧!いざ実食......失敗。ちゃんと失敗。チャレンジしたことに意義があると言い聞かせ、完食。そういえば、前高そうな中華料理店でパイナップル入りのチャーハン食べたけど、全然美味しくなかったなあ。

3.チャーハン作りで幸福度UP
チャーハン作りで一番楽しみなのは間違いなく食べるとき。チャーハンを作るだけでも満足なのに、出来立てのチャーハンを食べれるなんて!まさに幸福。ありがとうチャーハン。ありがとうフライパン。
チャーハンを家で作らない人はどうやって幸福感を得ているのだろうか。とまでは言わないでおこうか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?