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20191120 毛玉みたいな虫/また酒蒸し法

着ようとしたカーディガンに茶色い毛玉がついていたのでつまんだところ、よく見るとそれは毛玉ではなく茶色く堅い虫だったので自分でもびっくりするほど「キャー‼︎‼︎」と悲鳴をあげた。

毛玉と思ったものが虫だったら悲鳴をあげるほうがマジョリティよね? 外じゃなくてよかった。

仕事をシャバダバこなして退社すると外は今シーズンいちの寒さだったのでペンギンのように首をすぼめて帰った。ペンギンも寒いから首をすぼめるんだって。

晩ごはんはそろそろカレーの順番が回ってくるころだろうという気持ちでスーパーへ行ったが、とんかつ用の豚ロースが安かったのでそちらが勝った。カレーは負けたのだ。

じゃあ晩ごはんはとんかつかと思いきや、揚げるのは大変なので伝統製法である酒蒸し法でトンテキと生姜焼きの中間みたいなものを作ることに。酒蒸し法はこのnoteではやくも4回目の登場だ。

すじ切りした肉とじゃがいも、それに生姜スライスをフライパンに並べてお酒をかける。

フタをして中火で蒸す。お鍋のフタがちょうどいい。

蒸している間にお酒、みりん、砂糖、ごま油をまぜてタレを作る。とレシピに書いてあったので作る。書いている今思い出したけどたぶんケチャップ入れ忘れてるな。

フライパンのお酒が蒸発しきった頃にタレをかけて仕上げる。

盛り付け方よ。

じゃがいもをひとつつまんだら美味しかったので「スイカの名産地」の替え歌「おいもの名産地」を歌いながら立ち飲みへ。

ストロングゼロを海賊のように飲んでいたら常連のシェフの人がタンシチューをくれた。レトルトかなと思ったが、ジップロックに入った手作りのやつだった。まじか。

帰って豚肉をナイフとフォークで食べた。これは晩ごはんというよりディナーだなと思った。


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高下龍司(koge)
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